「悪夢の夜」となった王者レアル 一回戦敗退で4連覇の夢潰える
絶対的王者が散った夜…「ベルナベウの悲劇」
現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦セカンドレグが行われ、王者レアル・マドリードはサンチャゴ・ベルナベウにアヤックスを迎えた。
ファーストレグは、レアル・マドリードが敵地で2-1と勝利。4連覇を目指す白い巨人は、この試合0-1の敗戦でも勝ち上がれるという状況だった。
そんな中ソラーリ監督は、不調のギャレス・ベイルをベンチに置き、ヴィニシウス・ジュニオール、ルーカス・バスケス、カリム・ベンゼマ、ルカ・モドリッチ等を先発に抜擢。
対するアヤックスも、10番デュサン・タディッチ、ダヴィド・ネレス、マタイス・デ・リフト等ベストメンバーがスタメンに名を連ねた。
試合は意外な形で幕を開ける。
6分、アヤックスはセルヒオ・ラモス不在のディフェンスを掻い潜り、ハキム・ジエクが先制点をマーク。
その10分後には、勢いそのままにカウンターからダビド・ネレスがゴールネットを揺らして、あっという間にトータルスコアで逆転した。
後半に入っても猛威を振るうオランダ王者。
61分にはこの日再三チャンスメイクしていたデュサン・タディッチが自らゴールを決めて3-0。
レアルはその後、交代出場のマルコ・アセンシオが1点を返すが、わずかその2分後にラッセ・シェーネの直接フリーキックが決まって再び3点差に…。
後半アディショナルタイムにはナチョ・フェルナンデスがレッドカードを受けるなど良いところがなかったレアル・マドリードは、結果2戦合計3-5でまさかの一回戦敗退となってしまった。
一方、大逆転勝利のアヤックスは、個人の能力が高い上に組織力が際立っており、優勝候補の一角に数えても遜色ないだろう。
CL決勝トーナメント一回戦の日程
王者にとって「悪夢の夜」となっったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦セカンドレグ。
残りの対戦カード、最新オッズは以下の通りとなっている。
ベッティングトップ10では、今月も世界各国の注目カードの最新オッズ記事を随時更新します。