【アイスランド対クロアチア】マッチプレビュー
崖っぷちアイスランド対余裕のクロアチア
崖っぷちに立たされているのはアイスランドだ。
初戦、リオネル・メッシ(バルセロナ)のペナルティキックをストップする等して、アルゼンチンから貴重な勝ち点1を獲得するも、続く第二戦のナイジェリア戦ではまさかの0-2敗戦…。
初戦からスタジアムにこだましていたバイキングクラップも、試合後鳴りを潜めた。
アーメド・ムサ(CSKAモスクワ)の個人技にしてやられた感は否めないが、ボールポゼッション、シュート数とスタッツ上でも「完敗」を喫したアイスランド。
エースのギルフィ・シグルズソン(エバートン)がペナルティキックを外したことも、心理面でクロアチア戦に不安を残す最悪な結果となってしまった。
かたや、ナイジェリア、アルゼンチンと実力国をいとも簡単になぎ倒し、早々にグループステージ突破を決めてしまったクロアチア。
第二戦のアルゼンチン戦を見ても、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)、イバン・ラキティッチ(バルセロナ)、マルセロ・ブロゾビッチ(インテル)等が形成する中盤のクオリティはあまりにレベルが高い。
2試合5得点無失点と、アイスランドとしてはなかなか付け入る隙がないように思える。
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アイスランド
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アイスランドに苦手意識はなし…?
とはいえ、実はアイスランドはヨーロッパ予選でそのクロアチアを退けて首位通過を果たしている。
彼らにとって特別大きな苦手位意識はないかもしれないが、グループステージ突破には勝利が必要ということで心理的重圧は大きい。
クロアチアは、決勝トーナメント初戦を見据えてここまで長く試合に出ているモドリッチ、ラキティッチ、マリオ・マンジュキッチ(ユベントス)といった主力選手を温存する可能性がある。指揮官ズラトコ・ダリッチは、既に一部メンバー入替を示唆している。
しかし、相手がヨーロッパ予選で痛い目に遭ったアイスランドということで、モチベーションは決して低くないはずだ。
2試合を終えて、早くもクロアチアを優勝候補に挙げるメディアも出始めているが、グループステージ3連勝で決勝トーナメントへ勝ち上がった場合、勢いに乗ってアップセットを起こすかもしれない…。
注目のグループステージリーグD「アイスランド対クロアチア」の一戦は、日本時間27日3時キックオフ予定となっている。
グループD
チーム | 勝 | 分 | 敗 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
クロアチア | 3 | 0 | 0 | +6 | 9 |
アルゼンチン | 1 | 1 | 1 | -3 | 4 |
ナイジェリア | 1 | 0 | 2 | -1 | 3 |
アイスランド | 0 | 1 | 2 | -3 | 1 |