コバチッチがチェルシーに完全移籍!昨季は51試合に出場
EL優勝の立役者が完全移籍
現地時間1日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、レアル・マドリードからレンタル中のクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを正式に獲得したことを明らかにした。
今回、チェルシーと5年契約を結ぶことになったマテオ・コバチッチ。
レアル・マドリード在籍時には、クロアチア代表の同僚で、現バロンドーラーのルカ・モドリッチが「将来のバロンドール候補だ」と示唆したほどの逸材だ。
そんなコバチッチは、昨シーズンマウリツィオ・サッリの元で絶対的な地位を確立し、公式戦51試合に出場。
プレミアリーグではマンチェスター・シティ、リバプールに続く3位に入り、UEFAヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献した。
晴れてチェルシーの一員となったコバチッチは、移籍決定後このようにコメント。
「レンタルでチェルシーで過ごした昨シーズンは本当に楽しかった。僕はこのクラブ、ロンドン、プレミアリーグにいて本当に快適だ。完全移籍で加入することができて嬉しいよ。昨季はヨーロッパリーグで優勝できた。新シーズンでも大きな貢献ができるように頑張りたい。」
さらに進化した「ヌルヌルドリブル」
母国クロアチアリーグのディナモ・ザグレブ、イタリアのインテル・ミラノでのプレー経験も持つコバチッチは、2015年に鳴り物入りでレアル・マドリードに加入。
しかしながら、ルーカス・バスケス、ギャレス・ベイル、ハメス・ロドリゲス等そうそうたる面々とのポジション争いを強いられ、結果絶対的な地位を確立することはできなかった。
新天地を求めてプレミアリーグ名門のチェルシーに加入した後、出場機会が一気に増加するとともに、得意の「ヌルヌルドリブル」にさらに磨きがかかった。
チームメイトでありライバルだったベルギー代表FWエデン・アザールがレアル・マドリードへ移籍したことで、さらにコバチッチにかかる期待は大きなものとなるが、来シーズンのさらなる飛躍に注目が集まる。
ちなみに、今回の移籍でチェルシーはレアル・マドリードに対して4000万ポンド(約55億円)の移籍金を支払ったそうだ。