シティで契約満了のクリシーが新天地にトルコリーグを選択か
・クリシーがトルコリーグへ
今夏マンチェスター・シティを退団した元フランス代表のサイドバック、ガエル・クリシーの新天地が決まったようだ。フランスメディア『sofoot』によると、この31歳のフランス人の去就は、トルコ一部のイスタンブール・バシャクシェヒルへの移籍で決着する見込みらしい。
クリシーは既にトルコイスタンブールに降り立っており、数日の間に最終交渉、メディカルチェックを終わらせる予定とのこと。
ガラタサライ、ベジュクタシュ、フェネルバフチェといった名門や、かつて元日本代表の細貝萌がプレーしていたブルサスポル等はトルコリーグでもお馴染みかもしれないが、あまり耳慣れないイスタンブール・バシャクシェヒルとはどんなチームなのだろうか?
イスタンブール・バシャクシェヒルは、かつてアーセナル、ワールドカップでトーゴ代表のストライカーとしても活躍したエマヌエル・アデバイヨル、フェイエノールトで将来を宿望されていた元オランダ代表のエルイェロ・エリアといったタレントが在籍しているチームだ。
・来季はチャンピオンズリーグにも出場
チャンピオンズリーグでの活躍も記憶に新しい上記のチームに比べれば知名度はあまり高くないものの、昨シーズンは見事にリーグ2位という好成績を残し、今シーズンはチャンピオンズリーグにも参戦する(予選3回戦から)。トルコ国内では、首都イスタンブールを拠点とするビッグクラブとして認知されている。
一方クリシーは、2003年から2011年までプレミアリーグアーセナルでプレーし、リーグ優勝、FAカップ優勝に貢献した。2011年の夏にアーセナルを退団し、マンチェスター・シティに加入。移籍後、2011/2012シーズン、2013/2014シーズンと2度プレミアリーグを制覇した。
プレミアリーグで何度も主要タイトルを勝ち取ったクリシーではあるが、契約満了となる今夏、ペップ・グアルディオラから契約更新の話を持ち掛けられることなくシティを退団していた。
今夏シティで契約満了を迎える選手は多く、同じく元フラン代表のサイドバック、バカリ・サニャ、元スペイン代表のヘスス・ナバス、元アルゼンチン代表のゴールキーパー、ウィリー・カバジェロ(チェルシー移籍決定)といった選手も今夏でマンチェスター・シティを退団する。
少し前までは、同じくプレミアリーグのリバプールがクリシーを獲得するだろうと伝えられていたが、最終的にトルコのチームが大外から獲得する格好となった。