シティ移籍報道から一転!アウベスがパリ・サンジェルマン移籍決断
・アウベスがパリ移籍を決断
ユベントスの退団が伝えられていたダニエウ・アウベスは、当初マンチェスター・シティへの加入が秒読みと伝えられていたが、ここにきて一転、最終的にパリ・サンジェルマンを新天地に選択したようだ。
パリ・サンジェルマンが用意したチャーター機で、昨日パリに降り立ったアウベスは、早速医療施設に直行しメディカルチェックを済ませた模様で、パリ・サンジェルマンと2年間の契約を結んだそうだ。現地時間12日の夕方に、本拠地であるパルク・デ・プランスで入団会見が開かれる予定となっている。
6月に所属クラブのユベントスと契約解除をしたこのブラジル代表不動のサイドアタッカーは、当初バルセロナ時代の恩師であるペップ・グアルディオラが指揮を執るマンチェスター・シティへ行くものだと思われていた。一部報道ではグアルディオラと口頭合意に達しているとも伝えられていた。
・マクスウェルの誘いが決めて?
しかしアウベスは、ブラジル代表、バルセロナの元同僚で現役引退を表明したマクスウェルから熱烈な誘いを受けて、一転フランスの首都パリでの挑戦を決断した。
34歳とは思えないクオリティで、昨シーズンはユベントスでチャンピオンズリーグ準優勝の立役者になったアウベス。その実力は未だにトップクラスで、世界1,2を争うサイドバックと言って申し分ないだろう。
悲願のチャンピオンズリーグ制覇を狙うパリ・サンジェルマンにとって、これほど頼もしい新戦力はない。マクスウェルこそチームを去ったものの、チアゴ・モッタ、チアゴ・シウヴァ、ルーカス・モウラ、マルキーニョスとポルトガル語が話せる選手が4人もいるだけに、アウベスにとって新天地で環境に慣れることににそう時間を要さないだろう。
ダニエウ・アウベスの新加入によって、ポジションが丸被りするコートジボワール代表のセルジュ・オーリエはチームを退団する運びになりそうだ。2014年のブラジルワールドカップでも日本戦で2アシストを挙げる活躍を見せたオーリエは、アウベスが所属していたユベントスへ移籍するのではないかと伝えられている。パリ・サンジェルマンとユベントス間での事実上のトレードのような格好になるかもしれない。
サッカー界きってのファッショニスタであるアウベスは、世界ナンバーワンのファッションタウンパリでどんな活躍を見せてくれるだろうか。サポーターはパルク・デ・プランスでアウベスのプレーが見られるのを心待ちにしていることだろう。