スイスが虎の子のPKで北アイルランドを撃破!【欧州PO】
・ジャカ、シャキリ等先発のスイス
現地時間9日、2018FIFAワールドカップロシア大会のヨーロッパ予選プレーオフファーストレグ1日目が開催され、スイス代表は北アイルランド代表と対戦した。
大陸王者のポルトガル代表らと同居した欧州予選において、9勝1敗と圧倒的な実力を発揮したスイスだったが、全く同じ成績でポルトガルと並び、得失点差であえなく2位フィニッシュとなってしまった。
最後の椅子をかけたプレーオフでは北アイルランド代表と対戦。ファーストレグは北アイルランドのホームで行われた。
スイス代表は、ハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ)、グラニト・ジャカ(アーセナル)、ステファン・リヒトシュタイナー(ユベントス)、シェルダン・シャキリ(ストーク・シティ)等ベストメンバーが先発。
試合開始からタレント力で勝るスイスがボールを保持し、10分にはジャカの決定的なシュートを放つがこれはわずかにゴールを外れた。その後も、ジャカ、シャキリら中心に北アイルランドゴールを幾度となく脅かす。
その後は両者激しいボディコンタクトの応酬となるも、前半は0-0のまま終えた。
後半立ち上がりに、試合は動く。スイスはクロスボールに反応したシャキリがペナルテイエリア手前から思い切りボレーシュート。
これをブロックしようと試みた北アイルランドディフェンダーがペナルティエリア内でハンドの判定を受け、スイスにペナルティキックが与えられる。
非常に厳しい判定にも見えたファールだったが、このチャンスをリカルド・ロドリゲス(ミラン)が確実に決めて、アウェーのスイスが1-0で先制した。
この後スイスは、セフェロビッチを下げてエンボロ、ジェマイリを下げてフライ、ツバーを下げてメフメディと攻撃的選手を次々と送り出したが、両者目立った決定機を作ることができずこのままタイムアップ。
結果、アウェーのスイス代表がロドリゲスのペナルティキック一本でホームの北アイルランド代表を破った。これにより、ドイツ大会から続くワールドカップ連続出場に王手をかけたスイス。セカンドレグは、スコアレスドローでも突破が確定する。
セカンドレグは、現地時間12日にスイスのホームで開催される予定だ。