セレソンが「仮想スイス」相手に大暴れ!ネイマール2戦連発
ブラジル対オーストリア結果
現地時間10日、オーストリア・ウィーンでブラジル代表とオーストリア代表の国際親善試合が行われた。
ロシアワールドカップ初戦の相手スイスを仮装してのマッチメイクとなったブラジル代表。指揮官チッチは、先日のクロアチアとのテストマッチで途中交代から戦列復帰を果たしたネイマール(パリ・サンジェルマン)を先発起用した。
その他、ワールドカップ本番を見据えてガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)、フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)、マルセロ(レアル・マドリード)、ジョアン・ミランダ(インテル・ミラノ)等ベストメンバーを先発に抜擢。
また、予選を通じて主力だったセンターバックのマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)はこの日ベンチスタートとなり、代わって元キャプテンのチアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)がスタメンに入った。
試合は35分に最初の動きを見せる。マルセロのロングシュートからペナルティエリア左にこぼれたボールを、ガブリエル・ジェズスが冷静に決めて、ブラジルが先制に成功。
後半に入って62分には、ネイマールがペナルティエリア内でディフェンダーを巧みな駆け引きで制し、落ち着いて追加点をマーク。復帰後2戦連発で状態の良さを窺わせた。
さらにその7分後にはフィリペ・コウチーニョがダメ押しとなる3点目を決めて勝負あり。
ブラジルが先日ドイツ相手に金星を奪ったオーストリア相手に3-0で勝利を収めた。
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攻撃、守備共に成熟度を伺わせるセレソン
そんなブラジルのワールドカップ初陣スイス戦は、日本時間17日3時キックオフ予定となっている。
長期離脱から復帰していきなりトップフォームを取り戻すネイマールは流石。加えて代表でのコウチーニョの存在感はピカイチで、逆サイドのウィリアンも最高のコンディション。いわば盤石状態のセレソンだが、守備面での成熟度はそれ以上だ。
南米予選も圧倒的な強さで首位通過し、直近1年間無敗のままワールドカップ本戦を迎えることになったブラジルは、母国開催だった4年前に比べて、攻守両面で確実にスケールアップしている。今大会優勝候補最有力といって差し支えないだろう。