ドウグラス・コスタのユベントス移籍が遂に決定!その移籍金は…?
・ユベントスがドウグラス・コスタ獲得
夏のマーケット開始直後から取り沙汰されていた一つの移籍話が、ようやく決着したようだ。12日、ユベントスがバイエルン・ミュンヘンからブラジル人アタッカーのドウグラス・コスタを獲得したことを正式発表した。
契約内容は、移籍金約7億7000万円に相当する600万ユーロで、買い取りオプション月のレンタル移籍となっている。買取オプションが施行された場合、ユベントスは約51億7000万円に相当する4000万ユーロをバイエルン・ミュンヘンへ支払うことになるそうだ。尚、背番号はバイエルン時代と同じ「11」に決まった。
ドウグラス・コスタは既にユベントスでメディカルチェックを済ませており、これを受けてユベントスが公式サイトで正式発表する運びとなった。
「チーム・ビアンコネロ」は、移籍金の8億円弱を支払うために一週間の猶予を待つ。そして、1年後の2018年6月末までに新たに51億円をバイエルン・ミュンヘンへ支払えば、完全移籍でドウグラス・コスタを獲得することができるというわけだ。
・ベンタンクールに続く2人目の補強
ブラジル代表経験のあるこの快速ウインガーの加入で、ボカ・ジュニオルスから獲得したウルグアイ人のロドリゴ・ベンタンクールに続いて2人目の補強となる。世界的に知名度のあるいわゆる大型選手の補強ということで言えば、7月12日にして今夏初めてだ。ユベントスサポーターは確実に即戦力として見込めるプレイヤーがようやく加入したことで、一先ず安堵していることだろう。
ユベントスは、ベンタンクール、ドウグラス・コスタに続いて、チェコ人のパトリック・シックの獲得も近日中に発表する予定で、シックも既にメディカルチェックをパスしているようだ。
さて、新加入となるドウグラス・コスタは、バイエルン・ミュンヘンで2シーズンを過ごし、同チームのブンデスリーガ連覇に貢献した。ジョゼップ・グアルディオラ体制の1年目こそ出場機会を多く得ていたが、指揮官がカルロ・アンチェロッティにかわった2年目はあまり出場機会を得ることができなかった。
優秀なサイドアタッカーが何人もいるバイエルンでは、いわば「宝の持ち腐れ」状態の扱いを受けていたドウグラス。セリエAで2シーズン前のような輝きを取り戻すことができるだろうか?セリエA連覇中のユベントスで、ブラジル人の新たな挑戦が始まる。