ニューカッスルが武藤獲得も…不安視される就労ビザ問題
ニューカッスルが武藤獲得を正式発表
イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドが、ドイツ・ブンデスリーガのマインツから日本代表FW武藤嘉紀の獲得を正式発表した。
既にイングランド入りしている武藤は、ニューカッスル・ユナイテッドのメディカルチェックを27日にパスしている模様で、それを受けてニューカッスル・ユナイテッドが獲得合意を正式に発表した。
しかしながら、武藤がニューカッスル・ユナイテッドに加入するための条件として、「イギリスでの就労ビザを取得できた場合」ということも併せて報告されている。この大きな問題をクリアした場合、武藤は正式にニューカッスル・ユナイテッドの一員となれるというわけだ。
冬のマーケットで井手口陽介がガンバ大阪からイングランド・チャンピオンシップのリーズ・ユナイテッドへ加入した際も大きなハードルとなった就労ビザ問題。
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「特例」での就労ビザ取得を目指す武藤
イギリスで日本人選手が就労ビザを獲得するためには、直近二年間の代表戦出場数が7割以上であることが大きな判定基準となる。しかし、仮にこの数字を満たせていない場合でも、実績次第では特例で就労ビザが下りる場合もある。
代表選での出場機会をあまり多く得られていない武藤としては、後者の特例での取得を目指す形となるが、武藤の場合ロシアワールドカップに日本代表メンバーとして参加し、グループステージ最終節のポーランド戦では出場機会も得ているため、認められる可能性もあるそうだ。
ニューカッスル・ユナイテッドとしても、そうした可能性を踏まえて今回の武藤獲得に踏み切ったはず。
ちなみに、一部のドイツメディアの報道によれば、マインツとの契約解除金は1070万ユーロ(約13億9000万円)になる模様で、就労ビザの所得可否については週明けに改めて発表される運びとなるそうだ。
これまでイングランドでのプレーを強く望んでいた武藤だが、無事ニューカッスル・ユナイテッドの一員となることができるだろうか…。イギリスの就労ビザが下りることを願いたい。