ハメス・ロドリゲスがバイエルンへ電撃移籍!今夏最大のサプライズ
・ハメスがブンデスリーガ挑戦!
11日、今夏のマーケット最大のサプライズニュースが飛び込んできた。レアル・マドリードの退団が濃厚とされていたコロンビア代表のハメス・ロドリゲスが、マンチェスター・ユナイテッドでもなく、チェルシーでもなく、バイエルン・ミュンヘンへ移籍した。
ユナイテッドとバイエルンは、このコロンビアの英雄の2019年6月30日までの2年間のレンタル移籍(買い取りオプション付き)で合意した模様で、あとはハメス・ロドリゲス本人がメディカルチェックを受けた後に正式サインをするだけで、7月16日からはじまるアジアツアーにもバイエルンの一員として参加する予定なんだそうだ。
・アンチェロッティと2年ぶりに再会
現在バイエルンで指揮を執るカルロ・アンチェロッティ監督とは、2年ぶりの再会となる。ハメス・ロドリゲスは、ブラジルワールドカップ後にモナコから当時アンチェロッティが監督を務めていたレアル・マドリードに加入し、アンチェロッティの元では公式戦46試合に出場17得点18アシストという一定の結果を残していた。
バイエルンの会長は、このレアルの10番を獲得できたことにこの上なくご満悦の様子だ。
「この移籍を実現させることができて感無量だよ。また、ハメス・ロドリゲスの獲得はアンチェロッティの最大の願いだったんだ。なんせ2人はレアルマドリードで最高のシーズンを送っていたからね。彼は言うまでもなく非常に万能性に優れた選手で、ゴールもアシストもできて、セットプレーも質が高く申し分ない。バイエルンのレベルをもう一段階引き上げてくれるような存在になるだろう。」と語った。
25歳の若き英雄は、2007年にコロンビアのエンビガドでキャリアをスタートさせ、その後アルゼンチン、ポルトガルと渡り歩き2013年にはフランスリーグアンのモナコに加入。2014年のブラジルワールドカップでは6ゴールを挙げて大会得点王に輝き、この活躍を受けて大会後にレアル・マドリードから声がかかる。レアル・マドリードでは3シーズンを過ごして、公式戦111試合に出場し34得点41アシストをマークした。
監督がジネディーヌ・ジダンにかわって以降、出場機会が激減したことで、退団は時間の問題とされていたハメス。今夏の移籍先の最有力候補としてマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、チェルシーといったチームが挙がっていたが、最終的にはバイエルンへ電撃移籍する格好となった。