ベネヴェントに初勝点を齎したのはあまりに意外な男だった…

・ベネヴェントに初勝点をもたらしたのは…
現地時間3日、セリエA第15節が行われ、今シーズンここまで全敗中の昇格組ベネヴェントは、ホームでジェンナーロ・ガットゥーゾを新指揮官に迎えたミランと対戦した。この試合の終了間際、非常に珍しいドラマが見られた。

ベネヴェントは、イタリア代表ジャコモ・ボナヴェントゥーラ、クロアチア代表ニコラ・カリニッチにゴールを奪われ、1-2で後半アディショナルタイムを迎えた。この時点では、ベネヴェントサポーターを含む誰もが「これで15連敗か…」と落胆していたことだろう。

しかし奇跡は起きる。後半アディショナルタイム5分。ラストワンプレーと思われたベネヴェントの攻撃で、ミランゴール近辺でベネヴェントにフリーキックが与えられる。

すると、このボールにペナルテイエリア内まで駆け上がっていたベネヴェント守護神アルベルト・ブリニョーリが飛び込む。
無我夢中で放たれたヘディングシュートはジャンルイジ・ドンナルンマが守るミランゴールへと吸い込まれた。試合は2-2でタイムアップ。

なんと、セリエAの長い歴史上で、ペナルティキック以外でゴールキーパーがゴールネットを揺らしたのはブリニョーリで史上3人目の快挙なのだそうだ。前回同じようなシチュエーションでゴールを決めたのは、2001年4月レッジーナのマッシモ・タイービまで遡ることとなる。

16年ぶりの快挙の瞬間、ゴールを決めたブリニョーリ自身も何が何だかわからないような様子だった。試合後、「本当に信じられない。あのような土壇場の状況でゴールできる可能性は限りなく低いはずだからね。」と語った。

今シーズン15試合目にしてはじめての勝ち点獲得は、誰も想像しえない選手によってもたらされた。それも、対戦相手が格上のACミランということも喜びを倍増させるに違いない。

加えてブリニョーリは、「ベンチにいた誰かが上がれ!上がれ!と僕に向かって声をからしていたんだ。1-2で負けているんだし、僕らに失うものは無いと思って敵陣に入っていった。そして、なりふり構わず本能的にボールに飛び込んだ。ストライカーではなく、ゴールキーパーのジャンプみたいにね。」と興奮状態冷めやらない中得点シーンについて振り返った。

ようやく今季初勝点を掴みとったベネベントは、次節14位ウディネーゼと対戦する。このまま勢いに乗って今季初勝利も掴みとることはできるだろうか…。

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は我々ベッティングトップ10の何人かいる著者の中で一番著者としての経験が長い著者です。 ということで自動的に年齢も他の著者より上なのでいつも後輩の頼れる先輩として日々活動しております! 本人曰く、物書きも時代によって変化してきているということで若手から学ぶこともたくさんあるみたいです。




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