マンUがルカク獲得を正式発表!チェルシーとの一騎打ちを制する!
・ユナイテッドがルカク獲得を発表!
とうとう噂されていた今夏最大と言っても良い大型移籍が実現した。8日、マンチェスター・ユナイテッドが、ベルギー代表のエースストライカーであるロメル・ルカクをエバートンから獲得したことを発表した。
ユナイテッドの発表によると、残すはルカクのメディカルチェックのみとなっており、本人との調整が完了次第正式にサインが行われるとのことだ。
イギリスメディアによれば、マンチェスター・ユナイテッドはこのベルギー代表の超大型ストライカーに110億円に相当する7500万ポンドを提示し合意に至ったようだ。3シーズン前に同選手を39億円でエバートンへ放出し、かねてからルカクの復帰を熱望していたチェルシーもこの獲得レースに参戦しており、最後はライバルチーム同士の一騎打ちというかたちになっていた争奪戦。
チェルシー側も、マンチェスター・ユナイテッドとほぼ同額のオファーを提示していたが、ルカクは新天地にマンチェスターを選択した。本人は、チェルシーへの復帰を望んでいたようだが、最後は意外な結果で決着がついた。
イブラヒモビッチの代役候補の獲得が至上命題だったユナイテッドだが、これでひとまずは安堵と言ったところだろうか。尚、移籍直前とまで言われていたレアル・マドリード所属のアルバロ・モラタの交渉は、白紙となった模様だ。
・2年で43ゴールというあまりに派手な実績
さて、ようやくステップアップがかなったこの若きベルギーのエースは、2011年に鳴物入りでチェルシーに加入しプレミアリーグの門を叩いた。その後、なかなか出番が恵まれずにウェスト・ブロムウィッチへのレンタルを経て、2013年にエバートンへレンタル移籍。1年後にエバートンと完全移籍で合意し、2015-16シーズンからの2シーズンでプレミアリーグ通算43ゴールを挙げる活躍をみせた。
昨年からいくつものビッググラブがルカク獲得に本腰を入れていたが、今回ようやくマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が確定となった。また、現在ユナイテッドで監督をつめているジョセ・モウリーニョとはチェルシー時代以来の再会となる。はたして、この若きベルギー人は、モウリーニョのもとでイブラヒモビッチの穴を埋めることができるだろうか。
ビッグネームの獲得にサポーターの期待も最高潮に高まっていることだろう。チャンピオンズリーグでのプレーも楽しみだ。3年前にルカクを2800万ポンドで手放してしまったチェルシーは当時の判断を悔いているに違いない。