ムバッペ獲得でモナコとレアルがクラブ間合意か 移籍金は234億円!?
・ムバッペ獲得でモナコとレアルが合意か
昨季チャンピオンズリーグで大ブレイクした18歳の新鋭が、とうとうレアル・マドリードに入団することになるかもしれない。現地時間25日スペイン紙「マルカ」は、モナコに所属するフランス代表のストライカー、キリアン・ムバッペとの移籍でレアル・マドリードとモナコがクラブ間合意に達したと大々的に報道。
今夏の移籍マーケットにおいて去就が注目されているこの若きフランス代表は、移籍金1億8000万ユーロ(約234億1000万円)という破格でレアル・マドリードへ移籍する運びになりそうだ。
もしこの額での移籍が現実のものとなった場合、昨年フランス代表のポール・ポグバの移籍取引でユベントスとマンチェスター・ユナイテッドが合意した1億500万ユーロ(約136億5000万円)という歴代移籍金最高額を、大幅に更新することとなる。
この234億1000万円という額だが、ムバッペのパフォーマンスに応じてくわえられる出来高ボーナスを加味した額なんだそうだが、それでももはや天文学的な数字といって差し支えない。このまま移籍が決定すれば、無論フットボールの歴史に残る大きな出来事となる。
・モラタ放出額の2倍以上の額
レアル・マドリードは、今夏の移籍市場でアルバロ・モラタをチェルシーへ放出しているが、その移籍金は8000万ユーロ(約104億円)と報じられていた。この額は、スペイン人プレイヤーにおける史上最高額とされているが、そんな記録の2倍にもなる額をこのフランスの18歳に投じようとしているのだ。
ちなみに、ムバッペ本人に支払われる年俸も700万ユーロ(約9億1000万円)とやはりとてつもない額だ。
ムバッペは、昨シーズンモナコで公式戦に44試合出場し、26得点14アシストと大暴れ。その想像を覆すペースでの得点に、ヨーロッパ中が驚愕した。とりわけチャンピオンズリーグの決勝トーナメントではチームを勝利へと導くゴールを幾度となく決め、たちまち世界中に彼の名前が知れ渡った。
そんなモナコだが、ムバッペの躍進あって強豪パリ・サンジェルマンを抑え17シーズンぶりとなるリーグアン制覇を果たし、チャンピオンズリーグでもベスト4にまで進出。18歳という若さながら既にフランス代表でもデビューを飾っている。
マンチェスター・シティ、アーセナル、リバプールといったビッグクラブからも熱視線を送られてきたムバッペだが、果たして悲願のレアル・マドリードへの移籍は実現するのだろうか。今後の両クラブの発表に注目が集まる。