【メキシコ対スウェーデン結果】メキシコがまさかの敗退危機に晒される

二試合の勢いは一体どこへ…

現地時間27日、ロシアワールドカップグループステージリーグF最終節が行われ、メキシコとスウェーデンが激突した。

ドロー以上で決勝トーナメント進出が決まるメキシコは、エースストライカーのハビエル・エルナンデス（ウエストハム）をはじめ、カルロス・ベラ（ロサンゼルスFC）、イルビング・ロサーノ（PSV）、アンデル・エレーラ（ポルト）等ベストメンバーが先発に名を連ねた。

対して、勝利すれば決勝トーナメント進出が決まるスウェーデンも、エミル・フォルスベリ（ライプツィヒ）をはじめ、オラ・トイボネン（トゥールーズ）、マルクス・ベリ（アルアイン）、アンドレアス・グランクビスト（クラスノダール）、ビクトル・リンデロフ（マンチェスター・ユナイテッド）等が先発出場。

前半はたがいに決定機を生み出すことができず、大きな見せ場がないままスコアレスで終了。

後半立ち上がりに、勝利が必須なスウェーデンが最初にスコアを動かす。49分、クラーソンのシュートミスが絶妙なアシストとなり、アウグスティンソンがボレーシュートを叩き込んでスウェーデンが先制。

敗れればグループリーグ敗退の可能性もある首位メキシコは、果敢に同点ゴールを目指すが状況はより厳しいものとなる。

61分、ベリが得たペナルティキックをキャプテンのグランクビストが冷静に沈めてスウェーデンがリードを2点に広げた。

さらに73分にはオウンゴールでスウェーデンに得点を献上してしまい、点差は3点に…。
ドイツ戦、韓国戦の勢いが嘘のように鳴りを潜めたメキシコは、この後ヘスス・コロナ、オリベ・ペラルタを投入して点差を縮めようと試みるが、結局最後まで得点を奪うことはできず。

結果、スウェーデンがメキシコを3-0で破り、逆転でグループリーグ首位通過を果たした。敗れたメキシコは、2位での突破となった。

結果的に、ドイツを2-0で破った韓国に命を拾われた格好となったメキシコ。決勝トーナメント初戦ではまた気持ちを切りけて初戦で見せたようなファイティングスピリットを見せてほしい。

チーム	勝	敗	差	点
スウェーデン	2	1	+3	6
メキシコ	2	1	-1	6
韓国	1	2	0	3
ドイツ	1	2	-2	3

（2018年7月16日を更新しました）