レヴァンドフスキが失意のW杯について語る「まだ引きずっている」
苦悩の一ヶ月を振り返るブンデス得点王
ロシアワールドカップで、開幕前クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ等と共に得点王最有力候補に挙げられていたポーランド代表エースのロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)。
失意のワールドカップとなったブンデスリーガ得点王は、今回のポーランド代表での成績が原因で長期間の不眠症に悩まされているようだ。
ワールドカップ欧州予選は圧巻の首位通過を果たし、世界ランキングでもトップ10内に入っていたポーランド代表。予選、その後のテストマッチでゴールを量産していたバイエルンのエースストライカーは、非常に期待されていた。
しかし、ふたを開けてみればノーゴールノーアシストと悲惨な結果に終わり、チームもグループステージ最下位での敗退と最悪の結果となってしまった。
そんなポーランド代表のスターは、ポーランド紙「Przeglad Sportowy」のインタビューに応じ、そんな苦悩の期間について赤裸々に語った。
「数えきれないほどの眠れない夜を過ごした。僕は一体何を間違っていたのか、なぜうまくいかなかったのか…。大会が終わった今、時間が経過するごとにそれらを学びに変えられているような気がする。」
加えてレヴァンドフスキは、「とはいえやっぱりすごく苦い思い出だ。今、僕は一体何ができるのか?すぐに次の試合は訪れる。今一度気を引き締めて、元の正しい軌道に戻る必要がある。」
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「今も尚引きずっている」
自問自答を繰り返す苦しい日々を過ごしたブンデス得点王。インタビューの最後にも、「とっても心が痛い。今でもまだ引きずっている」と本音を吐露しており、その失望感は相当なものだったことを覗わせる。
バイエルン・ミュンヘンでの新シーズン、またアリアンツ・アレーナで強いレヴァンドフスキをを見ることができるだろうか。
ドイツ代表のマヌエル・ノイアーや、ジェローム・ボアテング、トーマス・ミュラー、さらにはスペイン代表のチアゴ・アルカンタラにコロンビア代表のハメス・ロドリゲス等、ワールドカップで苦い思いをしたスターを多く抱えるバイエルン。
彼ら王者の新シーズンにかける思いは、例年に増して一層強いものになったかもしれない…。