ロッベンが休暇中に負傷!?テニスでふくらはぎを傷める
・ロッベンまさか…テニスで負傷
この夏のプレシーズン、シンガポールや中国でアジアツアーを行う予定のバイエルン・ミュンヘンだが、チームのエースでオランダ代表のアリエン・ロッベンがこのアジアツアーに帯同しない可能性が高まっているとドイツ紙の「ビルト」が伝えている。
バイエルン・ミュンヘンは、今月の1日から新たなシーズンに向けてトレーニングをスタートさせた。だが、ロッベンはこのチーム練習に未だ合流しておらず、フィットネストレーナーと二人三脚で別メニューでの調整を行っている。
故障者リストに彼の名前があるわけでもないし、シーズン後にコンフェレデレーションズカップに参加したわけでもない(オランダは出場していないから当然だが)のに、なぜフィットネストレーナーと別メニュー調整を行っているのかは不明だが、この休暇中にロッベンは「やらかしてしまった」ようだ。
バイエルンの代表取締役カール・ハインツ・ルンメニゲ氏によると、ロッベンはバケーション中にテニスを楽しんでいたが、この競技中にふくらはぎを損傷してしまったらしいのだ。ロッベンと言えば、もともと「負傷しがち」の選手でお馴染みで、練習中に負傷しチームを離脱する例もたびたびあった。しかし、今回は完全なバケーション中による負傷ということで、ファンの間でもあまり印象がよろしくないだろう。
・アジアツアー帯同は難しい?
バイエルンは、16日の便でドイツを出発しアジアツアーへ挑む予定だったが、ロッベンはこのツアーに帯同できない可能性が高いとされている。尚、チリ代表のアルトゥーロ・ビダルやドイツ代表のジョシュア・キミッヒといった選手は、先日ロシアで行われたコンフェレデレーションズカップで5試合を戦ったということで疲労が考慮されチームに帯同しないことが決まっている。
コンフェレデレーションズカップに出場したスターが見られないだけでもアジアのファンにとってはガッカりといったところだろうが、これに加えてロッベンまで見れないとなると、スター軍団のプレーを一目見ようと楽しみにしているシンガポールや中国のポーターはこの上なく肩を落とすのではないだろうか。
詳しい負傷状況等はまだ公表されていないが、アジアツアー参加のためにも長期回復が待たれるところだ。尚、頭を抱える程の重症ではないということで、ブンデスリーガの開幕戦の出場には支障がないらしい。