ヴィッセル神戸がハーフナー・マイクを獲得 ポドルスキと共闘
・ハーフナー・マイク獲得で合意の神戸
ヴィッセル神戸は、エールディビジADOデンハーグから元日本代表のストライカー、ハーフナー・マイクを獲得したと発表した。ハーフナー・マイクは4日、ヴィッセル神戸に初合流し、ランニングや筋力の数値測定等軽めのメニューを消化し、5日からスタートする練習に備えた。
2011年以来のJリーグ復帰となるこの大型フォワードは、新天地にヴィッセル神戸を選択した理由についてこのように語っている。
「一番早い段階で声をかけてくれていたのがヴィッセル神戸だった。最も熱意が伝わった。自分的にも30歳という年齢で節目としても良いタイミングでJリーグに帰ってこれたのは嬉しい。」
エールディビジのフィテッセ、リーガエスパニョーラのコルドバ、フィンランドのヘルシンキと渡り、2015年からエールディビジADOデンハーグに在籍していたハーフナー・マイク。2016-17シーズンは序盤思うようなプレーができずに苦しんだものの、シーズン終盤には盛り返して28試合9得点という及第点の記録を残した。ハーフナーはこれまでの海外挑戦について、「限られたサッカー人生において、ヨーロッパの舞台でプレーできたことはかけがえのない宝物になった。これからは、その経験を存分に活かしていきたい。」と語った。
シーズン序盤こそ好調をキープしていたヴィッセル神戸だが、最近は不調気味で、リーグ戦3連敗で現在11位に甘んじている。Jリーグのルール上第2登録期間が21日からとなっているため、最短でも29日の第19節大宮戦(アウェー)がハーフナーのデビュー試合となる。
・ポドルスキとの共闘にワクワク
トルコリーグガラタサライから移籍した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキも6日にいよいよ来日する。神戸サポーターのみならず、Jリーグファンはポドルスキとハーフナー・マイクという「最強タッグ」の実現を心待ちにしていることだろう
。ハーフナー・マイク自身も、ポドルスキとの共闘について、「世界的に知名度のあるサッカー選手と同じチームでプレーすることができるのは大きな経験になる。盗めるところはしっかり盗んで、お互いに良いコミュニケーションが取れれば」と待ちきれない様子だ。
神戸は、2月25日の清水戦以来左ひざ負傷で離脱中のエースストライカーであるレアンドロも復帰間近だそうだ。ネルシーニョ監督は、これら3人のストライカーを共存させることができるのか。後半戦は、神戸の新布陣にも注目だ。