中島がまた決めた!今季7点目で得点ランク6位浮上
・出場すれば確実に結果を残す中島
現地時間8日、ポルトガルプリメイラ・リーガ第17節が行われ、中島翔哉が所属するポルティモネンセSCは敵地エスタディオ・ダ・カピタル・ド・モベルでFCパソス・デ・フェレイラと対戦した。
ホームのFCパソス・デ・フェレイラは、エースストライカーのブルーノ・カストロ・モレイラ、ジャン・ドス・サントス・マルティンス、ペドロ・フィリペ・バルボサ・モレイラ等ベストメンバーが先発出場。
対するポルティモネンセも、元Jリーガーでエースのファブリシオ・ドス・サントス・メシアス、パウロ・エンリケ・ソアレス・ドス・サントス、デネル・ゴメス・クレメンテ、そして中島等が先発に入った。
試合は開始34分に大きな動きを見せる。ポルティモネンセのブルーノ・タバタが早くも二度目の警告を受けて退場処分に。早くも数的不利となってしまったポルティモネンセは苦しい展開となった。
すると53分、FCパソス・デ・フェレイラに先制ゴールが生まれる。後半の早い時間に交代出場したルイス・フェリペに得点を許し、ポルティモネンセはさらに苦しい状況へと追い込まれる。
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しかしながら、小さな日本のテクニシャンがこの窮地を救う。
72分、相手のクリアボールにいち早く反応したのは中島だった。胸トラップでペナルティエリア内へ進入すると、そのまま右足を振り抜く。この強烈なグラウンダーシュートが、右ポストを叩いてパソス・デ・フェレイラゴールに吸い込まれた。
数的不利ながら中島の値千金のゴールで同点に追いついたポルティモネンセだったが、これ以上得点を奪うことはできず、結局1-1のドローに終わった。
中島はこれでプリメイラ・リーガ通算13試合出場で7得点目。得点ランキングでも6位に浮上しており、ポルティモネンセのトップスコアラーとなっている。
移籍1年目で目を見張る活躍を見せる中島に、プリメイラ・リーガ首位の名門FCポルト、プリメイラ・リーガ最多優勝回数を誇るベンフィカ、さらにはブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトといったクラブが熱視線を送っている。
このまま得点を量産することができれば、自身が希望するポルト移籍も夏には現実のものとなるかもしれない…。