乾がべティスで初先発!前半は随所に異彩を放ったが…
グアルダード等と共に先発の乾
現地時間24日、ラ・リーガ・サンタンデール第二節が行われ、今シーズンからレアル・べティスでプレーする乾貴士がアラベスとの一戦で今シーズン初の先発出場を果たした。
開幕戦は途中出場だった乾。この日は2シャドーの一角としてスタメン入りを果たす。
開幕戦、ホームゲームだったにも関わらず0-3の完敗を喫したレアル・べティス。3-1-4-2だったシステムを3-4-2-1に変更し、左シャドーストライカーとして乾が抜擢された。
試合序盤から主導権を握ったレアル・べティスは、相手のプレッシングをいなしながら小気味良いパスワークで相手陣営を攻め立てた。
先に決定的なチャンスを作ったのはやはりレアル・べティスだった。前半3分、縦へのスペースに上手く抜け出した乾が中央へカットイン。フェイントを交えつつ右サイドでフリーとなったフランシス・ゲレーロへパス。
フランシス・ゲレーロは鋭いクロスを供給したが、これは相手守備陣の懸命なブロック阻まれた。
その後もレアル・べティスが攻勢に出る。
その一分後にはロレンソ・モロンの横パスを受けたアンドレス・グアルダードがシュートを狙う。これは相手守護神のフェルナンド・パチェコによるファインセーブに阻止された。
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30分にはギジェルモ・マリパンのスルーパスに乾がダイレクトでシュートするも、この決定的なシーンもわずかに左へそれていった。
両者得点が奪えないまま時間だけが過ぎていき、試合は後半の中盤に差し掛かる。すると、べティス指揮官キケ・セティエンが乾に代えてアントニオ・サナブリアを送り出した。
その後も攻勢だったべティスだが、アラベスは実質5バックで堅守を披露。結局最後までゴールを割ることができなかった。
とりわけ前半のパフォーマンスは高かった乾だが、コンビネーションの面ではまだ完全に馴染み切っていないようだ。これから目に見える結果を出し、チームメイトからの信頼も不動のものにしていきたいところだ。