夏のクラシコ3連戦の1戦目はバルセロナに軍配!メッシがゴール
・開幕前とは思えない白熱の展開
現地時間29日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアメリカラウンドが行われ、バルセロナとレアル・マドリードが激突した。
初のアメリカ開催となった今回のクラシコ。シーズン前のプレシーズンマッチとはいえ、両者ベストメンバーに近い布陣を形成。バルセロナはリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」をはじめ、イヴァン、ラキティッチ、アンドレ・イニエスタらを先発。
一方のレアル・マドリードも、クリスチアーノ・ロナウドこそ今大会に帯同していないが、カリム・ベンゼマ、ギャレス・ベイル、ルカ・モドリッチ、セルヒオ・ラモスといった豪華なメンツを揃えた。
そんなビッグマッチは開始2分に動く。ペナルティエリア外でセルヒオ・ブスケツからパスを受けたメッシが、そのままエリア内右にドリブルで侵入し、左足でシュート。これがラファエル・ヴァランの足にあたってゴールに吸い込まれた。バルセロナが幸先よく先制に成功する。
さらにその5分後、今度はエリア内でボールを持ったネイマールがディフェンスを引きつけてラキティッチへラストパス。これをラキティッチが右足ダイレクトでゴール左隅に突き刺して早くもバルセロナが2-0とする。
2点ビハインドを負ったレアルだったが、ここから14分にカゼミーロとのワンツーからマテオ・コヴァチッチ、36分にコヴァチッチのパスからマルコ・アセンシオがそれぞれゴールを奪い、前半のうちに2-2とする。
後半も早い時間でゴールが生まれる。49分、ネイマールが蹴ったフリーキックに、フリーだったジェラール・ピケが右足で合わせてバルセロナが勝ち越しに成功。
60分を過ぎたあたりから、両者目まぐるしくメンバー交代を行い、一進一退の攻防となる。しかし、これ以降は両者ゴールを奪うには至らず、結果3-2でバルセロナが欧州王者レアル・マドリードを下した。
また、インターナショナル・チャンピオンズカップ3連勝を飾ったバルセロナが同大会のアメリカラウンドの覇者となっている。
来月行われるスペインスーパーカップでもリーガ・エスパニョーラ王者のレアル・マドリードとコパ・デル・レイ王者王者のバルセロナが再び激突。夏のクラシコ3連戦の一戦目は、バルセロナに軍配が上がった。