守備に不安抱えるポーランドはマネを攻略することができるか
レヴァンドフスキのワンマンチームではない…?
日本と同組の国同士の試合ということで、日本にとっても注目度の高い「ポーランド対セネガル」。
ポーランドは、今大会に出場する前に長らく低迷期を過ごしたものの、2016年のヨーロッパ選手権では予選でドイツを下し、本大会でもベスト8へ上り詰めるなど、近年メキメキと力をつけてきた。
ロシアワールドカップ欧州予選でも、強敵デンマークを抑えて首位通過を果たしている。
絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)の存在感が大きすぎるが余り、彼個人に頼ったワンマンチームと思われがちだが、決してそうではない。
もちろんブンデスリーガで3度得点王を獲得した彼が大黒柱であることに違いないが、そのエースをサポートしつつ、自らも迫力あるドリブルで敵陣へ突進するカミル・グロシツキ(ハル・シティ)、ナポリの2大スターアルカディウシュ・ミリク、ピオトル・ジエリンスキも健在だ。
唯一、予選通算14失点とヨーロッパのワールドカップ出場国の中でワーストの守備陣が気がかりだが、それでも、グループリーグにおいては攻撃面で十分カバー可能だろう。
欧州勢ワースト失点数のDFはどうマネを抑えるか
対するセネガルも、無敗でアフリカ予選を突破してきた実力国だ。こちらもストロングポイントはポーランドと同じく攻撃にある。
ブラックアフリカン特有のフィジカル、パワー、スピードを全面に押し出したサッカーは、どんな国のディフェンス陣でも手を焼くだろう。
とりわけ、今シーズンはチャンピオンズリーグ決勝戦でゴールを決めるなど、プレミアリーグで大活躍したサディオ・マネ(リバプール)が個人能力で突出しており、そのマネをサポートするケイタ・バルデ・ディアオ(モナコ)、ムサ・ソウ(ブルサススボル)も得点力がある。
ヨーロッパ出場国ワーストの失点数で予選を勝ち上がったポーランドのディフェンス陣が、サディオ・マネを筆頭とするスピード感あふれるアタックをどのように攻略するのかという点で、日本代表にとっても注目したい一戦だ。
そんなポーランド対セネガルの一戦は、日本時間20日0時キックオフ予定となっている。
グループH
チーム | 勝 | 分 | 敗 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
コロンビア | 2 | 0 | 1 | +3 | 6 |
日本 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 |
セネガル | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 |
ポーランド | 1 | 0 | 2 | -3 | 3 |