悲願のベスト4進出へ視界良好!ベルギーが2年間無敗でW杯へ
ベルギー vs コスタリカ
4 – 1
6月9日・2:30(日本時間)
「仮想パナマ」コスタリカを一蹴
現地時間11日、ベルギー・ブリュッセルでベルギー対コスタリカの国際親善試合が行われた。
世界ランキング3位のレッドデビルズと、前回大会ベスト8の実力国コスタリカによる、ロシアワールドカップ出場国同士による対戦。
ベルギーは、ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、エデン・アザール(チェルシー)、ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)、ドリス・メルテンス(ナポリ)等本番を想定してベストメンバーが起用された。
対するコスタリカも、絶対的エースのブライアン・ルイス(スポルティング)をはじめ、ジョエル・キャンベル(レアル・べティス)、ブライアン・オビエド(サンダーランド)、守護神ケイラー・ナバス(レアル・マドリード)等ベストメンバーが顔を揃えた。
試合は意外な形で幕を開ける。24分、コスタリカのブライアン・ルイスが値千金のゴールを決めて幸先よく先制に成功。
しかしながら、この失点で攻撃陣に火が付いたレッドデビルズがここから猛威を振るう。
まずは失点から7分後、ドリス・メルテンスが同点ゴールをマークすると、前半終盤にはロメル・ルカクがあっという間に逆転ゴールを叩き込んでハーフタイムへ。
後半に入っても勢いが止まらないベルギー。立ち上がりにはロメル・ルカクがこの日2点目をマークすると、ドリス・メルテンスに代わって入ったミシー・バチュアイ(ボルシア・ドルトムント)がとどめとなる追加点をマーク。
グループG
チーム | 勝 | 分 | 敗 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
ベルギー | 3 | 0 | 0 | +7 | 9 |
イングランド | 2 | 0 | 1 | +5 | 6 |
チュニジア | 1 | 0 | 2 | -3 | 3 |
パナマ | 0 | 0 | 3 | -9 | 0 |
2年間無敗のままワールドカップへ
終わってみればベルギーが4-1で北中米カリブ海の雄コスタリカを圧倒した。
尚、ベルギーは2016年9月に行われたスペイン戦以来黒星が無く、2017年、2018年と二年間無敗の状態でロシアワールドカップ本戦を迎えることとなった。
そんなベルギー代表は、本大会グループステージでイングランド代表、チュニジア代表、パナマ代表とそれぞれ相まみえる。
とりわけ重要なのは初戦のパナマ戦だ。コスタリカ同様北中米カリブ海予選を勝ち上がったパナマ相手に、今日のように大勝を収めることができれば、一気に勢いに乗って同国の最高順位であるベスト4に上り詰める可能性も…。
注目のベルギー代表の初戦「対パナマ戦」は、日本時間19日0時キックオフ予定となっている。