攻めのアルゼンチンと守りのアイスランド 勝利したのは…?
ボールポゼッションは70%越えも…
現地時間16日、ロシアワールドカップグループステージリーグD第一節が行われ、前回大会準優勝のアルゼンチンとアイスランドが激突した。
32年ぶりの王座奪還を目指すアルゼンチンは、絶対的エースのリオネル・メッシ(バルセロナ)をはじめ、アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)、セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)、マルコス・ロホ(マンチェスター・ユナイテッド)等を先発に起用。
対するアイスランドは、10番のギルフィ・シグルズソン(エバートン)、アルフレッド・フンンボガソン(アウクスブルク)、アーロン・グンナルソン(カーディフ)等が先発に名を連ねた。
最初にスコアを動かしたのはアルゼンチン。18分、ペナルティエリア内でマルコス・ロホからの縦パスを受けたアグエロが、難しい体勢から振り向きざまにシュート。
強烈な弾道で放たれたボールは、見事アイスランドゴールに突き刺さった。
しかし、アイスランドもすぐさま反撃。失点から僅か4分後、右サイドからのグラウンダー性のクロスをアルゼンチンGKカバジェロが弾くも、フィンボガソンが近距離で押し込んで試合を振り出しに戻した。
その後もアイスランドが気迫のこもった守備でアルゼンチンの猛攻を絶えしのぎ、前半は同点のまま折り返し。
グループD
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後半に入って、アルゼンチンに決定的なチャンスが訪れる。63分、メサがペナルティエリア内で相手に倒されて、アルゼンチンにペナルティキックのチャンスが与えられた。
これを蹴るのはもちろんメッシ。誰もが勝ち越しゴールを確信したが、メッシが蹴ったボールはアイスランド守護神ハルドールソンに掻き出された。
千載一遇のチャンスを逃したアルゼンチンは、その後もメッシ、途中から入ったクリスティアン・パボン、ゴンサーロ・イグアイン等で相手ゴールを脅かすも、最後までゴールを割るには至らず…。
結果、攻撃のアルゼンチンと守備のアイスランドによる鉾盾対決は、1-1のドローに終わった。
アイスランドにとっては、初出場初戦で強豪相手から歴史的な勝ち点を獲得。もはや勝利に匹敵する結果に、アイスランドサポーターたちは歓喜した。
グループD
チーム | 勝 | 分 | 敗 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
クロアチア | 3 | 0 | 0 | +6 | 9 |
アルゼンチン | 1 | 1 | 1 | -3 | 4 |
ナイジェリア | 1 | 0 | 2 | -1 | 3 |
アイスランド | 0 | 1 | 2 | -3 | 1 |