【日本対ポーランド結果】最後はフェアプレーポイントに救われた日本

先発6人入替の日本がまさかの大苦戦

現地時間28日、ロシアワールドカップグループステージリーグH最終節が行われ、日本とポーランドが対戦した。

チーム	勝	分	敗	差	点
コロンビア	2	0	1	+3	6
日本	1	1	1	0	4
セネガル	1	1	1	0	4
ポーランド	1	0	2	-3	3

この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる日本は、大胆にもセネガル戦からスタメンを6人入れ替えた。
岡崎慎司（レスター・シティ）、宇佐美貴史（デュッセルドルフ）、酒井高徳（ハンブルガーSV）、山口蛍（セレッソ大阪）、柴崎岳（ヘタフェ）、槙野智章（浦和レッズ）等が先発出場。

一方、既にグループステージ敗退が決定しているポーランドは絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキ（バイエルン）をはじめ、ピオトル・ジエリンスキ（ナポリ）、カミル・グロシツキ（ハル・シティ）、グジェゴシュ・クリホビアク（ウェストブムウィッチ）等が先発に名を連ねた。

12分、初出場の武藤が強烈なシュートを放つが、これは同じく初出場のポーランド守護神ルカシュ・ファビアンスキに阻まれる。

19分には、ポーランドがコーナーキックを得ると、カミル・グリクが強烈なヘディングシュートで日本ゴールを襲う。しかし今度は日本の守護神川島がビッグセーブでなんとかピンチを脱する。

前半はそれ以外に大きな見どころはなく折り返し。
エンドが変わって後半。58分にとうとう均衡が破れた。
ポーランドはフリーキックからヤン・ベドナレクが押し込んで先制に成功。この時点で、日本は決勝トーナメントへ進出するためには得点を奪わなければならなくなった。

しかし、他会場同時刻に行われていたグループHのもう一試合で、コロンビアがセネガルから先制点を奪ったという一報が伝わる。これにより、両試合が現状のままなら、日本がフェアプレーポイントの差で勝ち上がるという状況に一転。

ここから、西野ジャパンはほとんど自陣の最終ラインでボールを保持して時間をつぶし始める。
結局、このまま両試合が1-0のまま終了し、日本はギリギリの差で決勝トーナメントへの勝ち上がりを決めた。

（2018年7月16日を更新しました）