本田がパチューカ入団の想いを綴る 入団会見ではスペイン語で挨拶
・本田がパチューカ移籍の想いを語る
今月14日にメキシコリーグパチューカへの電撃移籍が決まった日本代表の本田圭佑は、現地時間18日にパチューカのホームグラウンドで入団会見を行い、同時に自身のTwitterを更新。そこで、パチューカ移籍の理由を赤裸々に語った。
昨シーズンで3年半のミランでのキャリアに終止符を打った本田。当初は中国リーグやアメリカリーグ、プレミアリーグの複数クラブ、トルコのガラタサライ等といったチームが獲得のうわさに挙がっていたが、最終的にホンダが選択したのは未開の地メキシコだった。
パチューカは、今年の12月にUAEで開催予定のFIFAクラブワールドカップ2017への出場権を保持している強豪で、本田にとって新しいチャレンジになる。
多くの人が「なぜメキシコなのか?」と気になっていることだろうが、これに対しては昨日本田自身が、Twitterでこのように回答した。
「なぜメキシコか?なぜパチューカか?という問いに対する理由の1つが
無難な選択をしようとしていた自分に腹が立っていたんです。
そんな自分が退屈で。。
そんな中、日々熱くなれそうなチームだったのがまだまだ僕のことを知らないメキシコでありパチューカでした。」
・背番号は「02」に決定
セリエAでともに戦った日本代表の長友佑都からも、移籍発表当日にTwitterにて「見知らぬ土地と環境で勝負するのは、想像以上に大変だろうけど、頑張ってほしい。」とエールを贈られた本田。
本田と言えば、日本代表でも「4」番を着けるなど、ポジションに対してのいわゆる相場と言われている番号をあえて選ばない。今回の例によって、2番を選択したようだ。おそらくパチューカにおいても、アタッカーとしてこの番号を選んだ選手は前例がないだろう。通常2番というと、センターバックまたはサイドバックが着ける番号だ。
ちなみに、パチューカは1~9の一ケタ番号に、「0」を付け加えて「二ケタ」にするデザインを採用している。したがって、本田の正式な背番号は「02」ということになる。
本田は、パチューカで02番を背負って、チームの象徴となることができるだろうか。入団会見では「昨晩練習した」というスペイン語で挨拶をし、観衆を沸かせた。