移籍騒動のネイマールが2戦連発!バルセロナとユナイテッドの一戦
・MSNがそろい踏み
現地時間27日、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアメリカラウンドが行われ、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナが対決した。
同大会で好調を維持しているチーム同士の対戦となった試合だが、ここにきてバルセロナがアルゼンチン代表のリオネル・メッシ、ウルグアイ代表のルイス・スアレス、ブラジル代表のネイマールの南米トリオ「MSN」を揃って先発させた。
一方のマンチェスター・ユナイテッドも、ワントップに新加入のベルギー代表ロメル・ルカク、ウイングにイングランド代表のマーカス・ラッシュフォード、ボランチにフランス代表のポール・ポグバを先発させるなど、シーズンさながらに両チーム豪華な面々となった。
立ち上がりにネイマールの個人技によるシュートをユナイテッドの守護神デ・ヘアがセーブし幕を開けたこの一戦。16分にはユナイテッドがショートコーナーからラッシュフォードがディフェンダー2枚をかわしてバルセロナ守護神シレッセンと一対一に。角度が無かったということもあり、ここは身体を張ったシレッセンにセーブされる。
すると30分にゲームが動く。バルセロナが自陣ゴール前でボールを奪取すると、そこから素早いカウンターを開始。スアレス、メッシと渡り、メッシがそのままドリブルでペナルティエリアまで侵入してネイマールへラストパス。
これはアントニオ・バレンシアに防がれたものの、ボールを奪い返したネイマールが難しい体制から反転してシュート。これがゴール右へ吸い込まれ、バルセロナが待望の先制点を奪う。
後半になると、バルセロナはシレッセンを除くすべての選手を交代。ユナイテッドは、セルヒオ・ロメロやフィル・ジョーンズを投入し守備陣をいじる。
後半は一進一退の攻防となり、ユナイテッドは同点ゴールを奪おうとラッシュフォード、ルカク、途中出場のアントニー・マーシャルらが果敢に攻めるもスコアを動かすことができず。試合はこのまま終了し、バルセロナが1-0でマンチェスター・ユナイテッドを退けた。
ちなみに、渦中のネイマールはここ2試合で3得点と好調をキープしているが、果たして来シーズンはバルセロナに残っているのか、はたまたパリ・サンジェルマンの一員となっているのか、現段階ではまだわからない。