辛口採点でお馴染み伊メディアが乾を名指しで称賛
伊メディアが乾に最高評価
現地時間2日、ロシアワールドカップ決勝トーナメント一回戦が行われ、初のベスト8進出を目指す日本がベルギーと対戦。しかし、2-3の逆転負けを喫した日本は「3度目の正直」ならず…。
チームとしては残念な結果に終わった西野ジャパンだが、この日無回転ミドルで2ゴール目を挙げた乾貴士(レアル・べティス)個人に、辛口採点でおなじみのイタリアメディア各紙が高評価を与えている。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』とイタリアメディア『Foxsports.it』が、乾貴士に最高評価をつけた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はこのようにレポート。
「日本代表の攻撃のすべてを担っていたといって差し支えないイヌイ。最初のゴールでは起点となるパスを出し、すぐさま自らも2点目のスコアラーに。高いインスピレーションを与えるプレーだった」
『Foxsports.it』も乾に対してこのように評価。
「日本の全選手の中で最もクオリティの高かった選手だ。ティポ・クルトワを打ち破る、正確で美しいゴールを右足で打ち込んだ。随所で素晴らしいプレーを見せ、左サイドのユウトナガトモとのコンビも見事だった。新天地となるレアル・べティスは、はやくタカシイヌイのプレーを見たいと願っていることだろう」
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アシストの香川、柴崎等も高評価
ちなみに、両メディアの日本人選手の採点は以下の通りとなっている(10点満点、『Foxsports.it』/『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の順に掲載)。
1点目をアシストした柴崎岳(ヘタフェ)、1点目を決めた原口元気(デュッセルドルフ)、2点目をアシストした香川真司(ボルシア・ドルトムント)、左サイドで乾、香川とトリオを形成した長友佑都(ガラタサライ)は高い評価を受けている。
敗れたチームの採点にしては軒並み高い数値が与えられている。
▽GK
川島永嗣==6.0/6.0
▽DF
酒井宏樹==6.0/6.0
吉田麻也==6.5/5.5
昌子源==6.0/5.0
長友佑都==6.5/6.5
▽MF
長谷部誠==6.0/5.0
柴崎岳==6.0/6.5
原口元気==6.5/7.0
香川真司==6.5/6.5
乾貴士==7.0/7.5
▽FW
大迫勇也==6.0/6.0
▽途中交代
本田圭佑==評価なし/6.5
山口蛍==評価なし/5.0
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