長友8試合ぶり出場もインテル痛恨失点でまた白星逃す…
・4試合勝ち星なしのインテル
現地時間5日、イタリアセリエA第20節が行われ、日本代表サイドバック長友佑都が所属するインテル・ミラノはアウェーでフィオレンティーナと対戦した。
直近のリーグ戦3試合、コッパ・イタリアのミラノダービーで勝利を逃し、実に4試合連続で勝ち星を取りこぼしているインテル。
この日も、エースストライカーのアルゼンチン代表マウロ・イカルディをはじめ、クロアチア代表イヴァン・ペリシッチ、ポルトガル代表ジョアン・マリオ、ウルグアイ代表マティアス・ベシノ等が先発に名を連ねた。
長友佑都は、リーグ戦8試合連続でベンチスタートとなった。
対するフィオレンティーナは、元アルゼンチン代表で現アトレティコ・マドリード監督シメオネの息子ジョバンニ・シメオネ、ヨルダン・ヴェレトゥ、シリル・テロー等が先発出場。
スコアレスで迎えた54分。最初にスコアを動かしたのはインテルだった。セットプレーからヘディングシュートを放ったマウロ・イカルディ。このこぼれ球を自ら押し込んで、先制に成功する。
1点リードで迎えた終盤の74分、長友佑都がアンドレア・ラノッキアに代わって途中投入される。これが長友にとって実に8試合ぶりのリーグ戦出場となった。
しかしながら、インテルはその後フィオレンティーナ相手に痛恨の失点を喫する。後半アディショナルタイム1分、ペナルティエリア内での混戦から、ジョバンニ・シメオネにシュートをねじ込まれ、土壇場で試合を振り出しに戻されてしまった。
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この日、なんとか嫌な流れを断ち切りたかったインテルだったが、その願いは届かず結局フィオレンティーナ相手に1-1で試合を終え、5試合白星なしと苦しい状況に立たされた。
また、途中投入から失点した長友にとっても悔しい試合となったことだろう。インテルはこれで勝ち点を42とし暫定3位となっている。
首位ナポリが今日勝利した場合、勝ち点差はいよいよ「8」へと拡大することになる。前半戦は調子が良いが、後半戦前後から調子を落とすのが恒例となってきたインテル。
指揮官スパレッティは、ここからチームを立て直し、再びナポリ、ユベントス等と優勝争いすることはできるだろうか・・・。
次節4位のASローマと対戦する予定だ。