アーセナルがラカゼット獲得!リヨンはクラブ史上移籍金最高額で売却か

・アーセナルがついにラカゼット獲得!
5日、アーセナルがリーグアンのオリンピック・リヨンからフランス代表のストライカー、アレクサンドレ・ラカゼットを獲得したことを両チームの公式サイトが発表した。約67億9000万円に相当する5300万ユーロでの獲得となったようだが、これはリヨンのクラブ史上移籍金最高額となる金額らしい。

リヨンは今夏、コランタン・トリソをバイエルン・ミュンヘンへ売却し、当時の移籍金最高額だった58億円となる4750万ユーロを受け取ったばかりだ。わずか一ヶ月でその最高額を更新する格好となった。
ちなみに、アーセナルは2013年にレアル・マドリードからドイツ代表のメスト・エジルを獲得した際の移籍金が近年の最も大きな買い物だったが、その際の移籍金は5000万ユーロだった。今回このフランス人ストライカーを獲得するために、エジル以上の金額をリヨンに支払っていることになる。

イギリスメディアによると、両者が結んだ契約期間は5年間とされているが、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、「アレクサンドレが我がチームに加わることはこの上ない喜びだ。彼はフランスでの数年間で、その得点能力と非凡な才能を示してきたからね。」と長期契約を結べたことにご満悦の様子だ。

加えて、「彼は、得点能力の他にも興味深いスキル、インパクトのある個性を持っている。アレクサンドレが我々にとって大きな戦力となり、チームの優勝争いに貢献してくれることは間違いないだろう」と語った。

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・3シーズン連続20得点記録の快挙
そんなラカゼットは、フランス代表とても11試合に出場している。直近2年間こそ出場2試合にとどまっているものの、モナコ所属のキリアン・ムバッペと共に来年のロシアワールドカップでの活躍に大きな期待がかかっている。

リヨンで、昨シーズン目を見張る活躍を見せたフランス人ストライカーは、リーグ戦30試合に出場し28ゴールを決めるという驚異の数字を残している。公式戦では通算37ゴールとなる。
12歳でリヨンに加入したラカゼットは、リーグアンで通算129ゴールをマークしており、ここ3シーズンは常に20ゴール以上をマークしている。これは1992年のジャン・ピエール・パパン以来の快挙なんだそうだ。
破壊力満点の新たなフランス人ストライカーは、同じくフランス代表でエースのオリヴィエ・ジルーからポジションを奪うことができるだろうか。同国選手同士のエース争いにも注目が集まる。

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