セビージャとセレッソ大阪の試合結果 フランス人アタッカーが躍動

・セビージャとセレッソの初顔合わせ
17日、ワールドマッチ2017が行われ、ヤンマー長居スタジアムでセレッソ大阪とセビージャが激突した。

セレッソ大阪は、古巣対決となる清武こそ負傷で欠くも、杉本、柿谷、山口といったレギュラーメンバーをズラリ揃えた。試合立ち上がりは、そんなセレッソ大阪がリーガエスパニョーラ4位の強豪相手に猛攻を仕掛ける。

3分には柿谷のクロスに水沼がヘディングで合わせるも、これは相手キーパーの好セーブに阻まれる。さらに10分後、柿谷がドリブルで仕掛け自らミドルシュートを狙う。このこぼれ球に木本がさらにミドルシュートを狙うも、今度はディフェンダーに防がれた。

ゲームの入り方が非常に良かったセレッソだったが、少しずつセビージャのパス回しに翻弄され始める。すると41分、シュートのこぼれ球に素早く反応したウィサム・ベン・ヤーデルに押し込まれてセビージャに先制点を許してしまう。

1点ビハインドで迎えた後半、今度はキーパーのキム・ジンヒョンがペナルティエリア内でホアキン・コレアを倒してしまい、相手にペナルティキックを与えてしまう。これをまたしてもウィサム・ベン・ヤーデルに冷静に決められて0-2。

なんとか一点をもぎ取りたいセレッソはその後もセビージャ守備陣をなかなか掻い潜ることができなかったが、相手の攻撃を防いだ直後に千載一遇のチャンスを得る。
リカルド・サントスがカウンターから抜け出しキーパーと一対一でシュートを放つと、これがポストに跳ね返り、エリア内に詰めていた福満に当たってゴールに吸い込まれた。セレッソ大阪が追撃のゴールを奪い1-2とする。

しかしセビージャはまたしてもセレッソを突き放す。セレッソの連係ミスを見逃さなかったルイス・ムリエルが意表を突くシュートを放ち3点目を奪取。
これで万事休すとなったセレッソ大阪は、1-3でリーガエスパニョーラの強豪セビージャに敗れてしまった。セレッソ大阪も試合を通して健闘した部分もあったが、ホームの地でスペインの難敵を脅かすことはできなかった。攻守両面において一歩も二歩も先をいっていたセビージャが、順当なスコアで勝利したといって差し支えないだろう。

セビージャ目線では、サミール・ナスリやステヴァン・ヨヴェティッチといった主力選手を出場させることなく、Jリーグ首位チームを相手にアウェイで実力差を見せつける格好となった。

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は我々ベッティングトップ10の何人かいる著者の中で一番著者としての経験が長い著者です。 ということで自動的に年齢も他の著者より上なのでいつも後輩の頼れる先輩として日々活動しております! 本人曰く、物書きも時代によって変化してきているということで若手から学ぶこともたくさんあるみたいです。



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