レバンテが柴崎獲得間近に迫る?2チームに候補が絞られた模様
・レバンテとの交渉が加速か?
連日の移籍報道で注目されてるスペイン2部テネリフェに所属する柴崎岳だが、2日のスペインメディア『El Desmarque』の報道によると、レバンテとの交渉がすでに始まっており、獲得も大詰めに迫っているようだ。
レバンテは、今シーズンテネリフェ同様スペイン2部で戦い、突出した力で優勝カップを手にし来季の一部昇格を決めたチームだ。1部復帰が決まったということで、今夏の補強に積極的に動き出しているレバンテは、既に移籍市場で注目株として上がっていたスペイン人ストライカーのアレックス・アレグリーアをレアル・ベティスから獲得している。
レバンテは、そんなエース候補となるアレグリーアのパートナーを探している状況で、とりわけメディアプンタ(トップ下、中盤)の選手を優先してリストアップしている。そこで、1部昇格プレーオフで躍動した日本人に白羽の矢を立てたというわけだ。
6月末には柴崎の代理人がレバンテ幹部と会談を行ったとされており、ここから交渉がよりスピーディーに動いたようだ。しかし同メディアは、かねてから関心を抱いていると報道されていたアラベス、セルタ、マラガ、ベティスといったチームへの移籍の可能性も示唆している。
・移籍候補は2チームに絞られた?
連日のように移籍話しが浮上する柴崎だが、ここ1週間の間で噂が上がった5チームの中で、実際にクラブ側とコンタクトを取っているのはレバンテとアラベスの2チームだけのようだ。スペイン紙『Faro de Vigo』によれば、セルタのスポーツディレクターは柴崎の獲得を否定している様子。柴崎の移籍先は、レバンテ、アラベスの2チームに絞られたとみて良いだろう。あとは細かい契約金額の方でどちらに決まるかというところだ。
今年の冬に鹿島アントラーズから鳴物入りでスペインへやってきた柴崎。加入当初は急な環境変化による不安障害との戦いに苦しめられた若きサムライだが、シーズン終盤にはチームの中心選手として結果を残した。1部昇格プレーオフでは、全4試合に先発出場して1得点2アシストという数字を挙げている。
来季も2部で戦うことになったテネリフェとの契約は、6月末をもって終了したとの報道もある中、サムライの今夏の去就に注目が集まっている。柴崎本人が最終的に新天地に選ぶのはいったいどのチームになるのだろうか?はたまた、テネリフェに残留して1シーズン戦うことを選択するのか…今しばらく連日の噂話を楽しみながら、正式発表を心待ちにしていよう。