事実上2.5軍のドイツが無双状態…選手本人もあまりの強さにびっくり?

・驚きの結果となった準決勝
ユリアン・ドラクスラーロシアで行われているコンフェデレーションズカップの準決勝で、北中米カリブ海王者のメキシコを事実上「2.5軍」のドイツ代表が粉砕した。テレビで試合を観戦した人も、また朝起きてニュースを観たフットボールファンにとっても、驚きの結果だったのではないだろうか。

当然ながら、純粋なパワーバランスで言えば圧倒的に優位に立つであろうドイツだが、今大会にはアーセナルのエジルや、レアル・マドリードのクロース、バイエルン・ミュンヘンのミュラー、ボアテング、ノイアーといった絶対的主力は一人も帯同していないのだ。今大会のドイツ代表のメンバーを見てみると、キャプテンを務めるドラクスラーを除けば皆代表キャップ数が数試合の選手がほとんど。

そうしたことを踏まえると、ワールドカップの決勝トーナメント常連国で、ベストメンバーを揃えた北中米の覇者メキシコがもう少し対等にゲームを進めるものだと多くの人は思ったのではないだろうか。

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・ドラクスラーもこの結果に驚き?
しかし結果は若手主体のドイツが「本気」のメキシコを4-1で退けたのだ。この結果、ドイツはコンフェデレーションズカップ初制覇に王手をかけた。キャプテンのドラクスラーは試合後このように語っている。

「我々は、大会を通じてどんどん強くなっている。そして、大きな自信を持っている。チリとの決勝戦でもすべての力を出し切るつもりだ。シーズン直後ということで、皆満身創痍で試合に挑むことになるが、この1試合に国際タイトルがかかっていると思えば、もう一度皆で奮起してハードワークすることができるさ。」と早くも決勝戦に照準を合わせ、南米王者のチリとの再戦に向けて意気込みを語った。

加えてドラクスラーは、「ただ、正直僕はこのチームで決勝まで進むことができるとは思ってなかった。」とも語っている。若手中心のメンバー構成で挑んだ本大会は、あくまで新戦力の発掘、若手のテストに重きを置いた大会になるはずだったため、ドラクスラーもこれだけの結果を残せたことに自ら驚いている様子。

決勝戦は、グループリーグでも相まみえた南米王者のチリとの対戦となるが、ドイツが唯一勝利できなかった相手との「セカンドラウンド」となる。第一戦は1-1のドローに終わったが、メキシコ戦マンオブザマッチのゴレツカは「またチリと対戦できるのは嬉しい」と語っている。注目の決勝戦は、7月2日サンクトペテルブルクで行われる。

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は我々ベッティングトップ10の何人かいる著者の中で一番著者としての経験が長い著者です。 ということで自動的に年齢も他の著者より上なのでいつも後輩の頼れる先輩として日々活動しております! 本人曰く、物書きも時代によって変化してきているということで若手から学ぶこともたくさんあるみたいです。



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