吹田スタジアムの史上最高観客動員数を記録した大阪ダービーの結果は

・注目の大阪ダービーは白熱の展開に
29日、明治安田生命J1リーグの第19節が行われ、吹田サッカースタジアムで首位セレッソ大阪とガンバ大阪による「大阪ダービー」が行われた。

首位をひた走るセレッソ大阪は、柿谷、山口、杉本らが先発、ガンバ大阪は長澤、井手口、今野らがスタメンに名を連ねた。
注目のダービーマッチ、立ち上がりからガンバ大阪がチャンスを演出する。まずは2分、フリーキックから三浦がヘディングで合わせるが、惜しくもゴール上を超えていった。さらに14分、新加入の韓国代表ストライカー、ファン・ウィジョがスルーパスに抜け出してキーパーと一対一でシュート。これを見事にゴールへ沈めたが、オフサイドの判定によりゴールは認められなかった。

その後は一進一退の攻防となり、前半はスコアレスで終了。50分、ようやく均衡状態が破れる。杉本健勇がペナルティエリア内でボールを持つと、冷静にゴールに沈めてアウェーのセレッソ大阪が待望の先制ゴールを奪う。杉本は、前回のダービーに続いての得点となった。

日本で信頼できるブックメーカートップ10に入る3つのブックメーカーで1番良いオッズを確認!

だがセレッソの喜びはつかの間だった。64分、ガンバ大阪は左サイドから藤春がゴール前にクロスを送ると、これにファン・ウィジョがヘディングで合わせて同点に成功。この虎の子の一点により、やや押され気味だったガンバ大阪が息を吹き返す。

勢いに乗ったガンバは76分、コーナーキックから今度は三浦が頭で合わせて逆転に成功する。さらに、83分にはカウンターから途中出場のアデミウソンが3点目を決めて勝負あり。アデミウソンにとっては実に4か月ぶりのゴールとなった。

このままリードを守り切ったガンバ大阪が、3-1でセレッソ大阪を退けた。
尚、この日の吹田サッカースタジアムには36177人のサポーターが集まった。この数字は、今季リーグ戦の最多動員数(浦和レッズ戦)の34733人、昨年6月に行われたキリンチャレンジカップのウズベキスタン戦の35589人を上回る同スタジアム史上最高観客動員数となった。

ガンバ大阪にとっては、ホームスタジアムで首位相手に逆転勝利を収めたこと、新加入のファン・ウィジョが好パフォーマンスを見せたこと、アデミウソンが3月以来のゴールを決めたことなど、多くの収穫があった。
また、勝ち点35で暫定3位につけるガンバ大阪だが、今回の直接対決の勝利でセレッソとの勝ち点差は6に縮まった。後半戦、ガンバの逆襲がはじまるかもしれない。

他の記事を読む

Tags: , ,


About the Author

は我々ベッティングトップ10の何人かいる著者の中で一番著者としての経験が長い著者です。 ということで自動的に年齢も他の著者より上なのでいつも後輩の頼れる先輩として日々活動しております! 本人曰く、物書きも時代によって変化してきているということで若手から学ぶこともたくさんあるみたいです。



Comments are closed.


Back to Top ↑