柴崎の新天地が遂に決定!昇格プレーオフ決勝で争ったあのチームへ
・ヘタフェと4年契約で合意
柴崎の移籍先が遂に決定した。現地時間17日、リーガエスパニョーラ2部テネリフェ所属の柴崎岳が、同リーグ1部のヘタフェと4年契約を結んだと現地メディアが報道した。
レアル・マドリードひいきでお馴染みのスペイン紙「マルカ」はこの移籍報道に対して、「ヘタフェが昨年のクラブワールドカップファイナルでレアル・マドリードと対等に渡り合った日本人と合意に達した」と銘打って、「横浜で異彩を放ったガク・シバサキは再びレアル・マドリードの前に立ちはだかる。今度はリーガエスパニョーラの舞台で、ヘタフェメンバーとしてだ」と綴った。
また、「ガクは冬の移籍当初チームに溶け込むことに非常に苦しんでいたが、結果的にはテネリフェの重要なピースとなって活躍した」と締めくくった。
全国紙の「MUNDO DEPORTIVO」は、柴崎のこれまでのキャリアを簡易的に紹介しつつ、今夏のヘタフェの補強を振り返っている。ヘタフェは今夏のマーケットでブルーノ・ゴンサレスとアンヘル・ルイス・ロドリゲスの獲得に成功しており、レンタル組のダニエル・パチェコ、アルバロ・ヒメネス、フランシスコ・ポルティージョの3人の買取にも成功した。
柴崎は、今夏のヘタフェの3人目のニューフェイスということになる。
有力サイトの「fichajes.com」もこの柴崎の移籍報道をこのように取り上げている。「昨シーズンの後半戦、昇格プレーオフでテネリフェの中心選手となっていたガク・シバサキは、残念ながら1部昇格を逃していた。しかし今回新たな活躍の場を見出すことに成功した。それがヘタフェだ。」
・金曜日に本拠地で入団会見
21日には早速ヘタフェのホームグラウンド、コリセウム・アルフォンソ・ペレスにて入団会見が行われる予定だ。果たして青いユニフォームに袖を通した「ガク」は、どんな言葉を用いてチームに挨拶するのだろうか。
ちなみに、ヘタフェは2016-17シーズンはテネリフェと同じくセグンダ(リーガ2部)でシーズンを戦い3位でフィニッシュし、昇格プレーオフからプリメーラ(リーガ1部)へ駆け上がっている。
過去には2008-2010シーズンに元スペイン代表のロベルト・ソルダード、2007-2009シーズンには元ナイジェリア代表のイケチュク・ウチェ、2007-2009シーズンには元スペイン代表のエステバン・グラネロ、2005-2007シーズンには元スペイン代表のゴンサレス・グイサ等が在籍していた。