35歳ザッカルドが就職活動!?ビジネスSNSで自身を売り込み!
・ザッカルドが就職活動?
元イタリア代表のクリスティアン・ザッカルドが、ビジネスSNS『LinkedIn』を使って新シーズンに向けた新天地を探すために「就職活動」を行い話題となっている。
35歳と大ベテランのザッカルドは、これまでパレルモ、ヴォルフスブルク、パルマ、ミランといったクラブでディフェンスリーダーとしてプレー。イタリア代表でも通算17試合に出場し、チャンピオンに輝いたドイツワールドカップ時のイタリア代表メンバーでもある。
そんなザッカルドだが、2015年にミランを退団して以降、セリエAのカルピで1シーズン戦うも、カルピはセリエBへ降格してしまう。昨シーズンは同じくセリエBのヴィチェンツァへレンタルされたが、今度はヴィチェンツァがセリエCへ降格してしまい、なんと異なるチームで2年連続となる降格を味わってしまった。
ザッカルドは既にヴィチェンツァを退団しており、現在新天地を模索中なんだという。
しかし、なかなか来季の所属先が決まらず、痺れを切らしたザッカルドは思いがけない「就職活動」に打って出た。その行動が非常にユニークだと反響を呼んでいるのだが、ザッカルドはこんな行動に出た。
ビジネスソーシャルネットワークサービスでお馴染みの『LinkedIn』のサイトに、「クリスティアン・ザッカルド」という自身のプロフィールページを立ち上げた。そこにはザッカルドが過去に成し遂げてきた経歴がズラリと並べられている。たとえば、「2006年ドイツワールドカップチャンピオン」、「セリエ通算381試合出場22ゴール」、「2009年ドイツブンデスリーガチャンピオン」等といった輝かしい実績が列挙されている。
加えてザッカルドはプロフィールページの自己紹介欄に、「ヴィチェンツァとの契約期間は2018年6月まで残っていましたが、現在は契約を解消しフリーのサッカー選手となっています。フィジカルコンディションはまだまだ良好で、残り2年ほどは高いレベルでプレーすることができそうです。獲得してくれるチームにとっては、とってもお買い得な取引になると思います。実直でパワフルなフットボールプレイヤーです!!」と綴っている。
さて、このあまりに立派な「自己アピール文」は実を結ぶのだろうか?35歳のイタリア人プレイヤーの今後の去就に注目が集まる。