エヴァートン指揮官アンチェロッティ「今はフットボールについて興味ない」
アンチェロッティ「今はサッカーに興味ない」
現地時間14日、イングリッシュ・プレミアリーグ エヴァートンの指揮官カルロ・アンチェロッティが、イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材でプレミアリーグの中断決定についての意見を述べた。
イタリア、フランス、スペインなどに比べて、新型コロナウィルスの感染速度がなだらかだったこともあって、イングリッシュ・プレミアリーグは当初通常通りスケジュールを消化する予定だった。
しかし、チェルシーFWカラム・ハドソン=オドイ、アーセナル指揮官ミケル・アルテタらに新型コロナウィルスの陽性反応が出ると状況が一変した。
イングランドサッカー連盟は、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグといった全公式戦を中断することを決定。
これを受けて、エヴァートン指揮官のカルロ・アンチェロッティはこのようにコメント。
「プレミアリーグ中断の決断は正しいものだった。続行なんてできるわけがない。チーム、ファン、メディア、すべての関係者にとって、健康は最も尊重されるべきものだ」
「率直に言うと、フットボールの再開について現時点で興味がないよ。ここまで未曾有のパンデミックを経験しているのに、フットボールがどうこう言っている場合ではない。再開なんて現時点で考えるべきでもないよ」
対策の初動の遅さを指摘するアンチェロッティ
加えて、「ここまで深刻な状況となっているのに、明らかに決断のスピードが遅かった。」とイギリスの新型コロナウィルスへの対策が後手になったことを指摘した。
現在1140名に陽性反応、21名の死亡者が出ているイギリス。ヨーロッパではイタリア、スペイン、ドイツ、フランス、スイスに次ぐ感染者数を記録しているが、エヴァートン指揮官カアンチェロッティは今回のプレミアリーグの初動の判断が遅かったことに不満を抱いているようだ…。
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