CL・EL決勝戦の開催延期が正式決定 「ミニ・トーナメント方式」採用も
UEFAがまたしても苦渋の決断
現地時間23日、欧州サッカー連盟は5月中に開催予定だったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)およびUEFA女子チャンピオンズリーグ(WCL)の決勝戦を延期することを正式に公表した。
新型コロナウィルスの感染拡大により、ヨーロッパ各国のリーグ戦は軒並み中断を強いられる中、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグといったビッグコンペティションも開催は見送られていた。
また、6月開催予定だったEURO2020に関しても、開催を1年延期するとすでに発表していた。
チャンピオンズリーグ決勝戦は5月30日にトルコのイスタンブールで、ヨーロッパリーグ決勝戦は同27日にポーランドのグダニスクで、女子チャンピオンズリーグ決勝戦は同24日オーストリアのウィーンで開催される予定だった。
現時点では、開催地の変更は発表されていないが、これらすべての開催地が変更となる可能性も大いにある。
また、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、およびUEFA女子チャンピオンズリーグの決勝戦代替日も未定となっているが、イギリスメディア「BBC」は、以下のように報道した。
「チャンピオンズリーグは6月27日、ヨーロッパリーグが同24日の開催に望みを持っている」
「ミニ・トーナメント方式」採用も?
どちらの大会もラウンド16の複数試合が未消化のなか、決勝戦を実現させるために準々決勝や準決勝を一発勝負で決する「ミニ・トーナメント方式」が採用されるのではという憶測も飛び交っている。
とはいえ、新型コロナウィルスが鳴りを潜めない中で、7月までにシーズンが完了する可能性は限りなく低いと言える。ラ・リーガサンタンデールやプレミアリーグもリーグ再開時期をさらに延期したが、はたして今シーズンは無事全てのスケジュールを終えることができるのだろうか…?
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