CL準優勝リバプール ロナウド獲得のユベントスからディバラ引抜か
リバプールがディバラ獲りに本腰
昨シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで決勝戦まで勝ち進んだリバプールが、“ラ・ホヤ(宝石)”と称されるアルゼンチン代表でユヴェントス所属のパウロ・ディバラの獲得に向けて本格的に動き出したそうだ。
背景には、本日正式発表がなされたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍成立がある。130億円を投じてロナウドを獲得したことで、ユベントスは経営面でトップクラスの選手を他チームへ売却する必要がある。
ロナウドがユベントスに加わったことで、ビアンコネロのサポーターは歓喜したのは間違いない。とりわけ週末ユベントススタジアムで“Agnelli”、“Fiat”、“La Juve”を踊る何万人ものサポーターやファンは狂喜乱舞しているだろう。
しかしその代償として、「アルゼンチンの宝石」を手放さなければならないかもしれない。
こうした状況に真っ先に付け入ったのが、プレミアリーグ名門でチャンピオンズリーグ準優勝のリバプールというわけだ。
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クロップは117億円で正式オファー提示
アルゼンチンメディア『TyC Sports』の報道によると、リバプールのユルゲン・クロップ監督は、パウロ・ディバラのことを高く評価しており、獲得を熱望しているとのこと。
昨シーズン旋風を巻き起こしたモハメド・サラー(エジプト代表)、サディオ・マネ(セネガル代表)、ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表)のトリデンテに加えて、圧倒的な個の力を手に入れるために9,000万ユーロ(約117億円)での正式オファーをユベントスに提示したそうだ。
ユベントスとの契約がまだ4年残っているパウロ・ディバラだが、ディバラ本人がオファーを承諾した場合、ユベントスはクリスティアーノ・ロナウド獲得と引き換えにこのアルゼンチンの至宝を手放すことになるだろう。
アルゼンチン代表として挑んだロシアワールドカップは、リオネル・メッシ(バルセロナ)の控え扱いでほとんど試合に出られなかったうえ、チームも早期敗退に終わったが、現在はアルゼンチンでバケーションを過ごしているディバラ。今後の動向に目が離せない。