各クラブの対新型コロナウイルス支援
感染拡大が続く新型コロナウイルスに対しての支援活動は選手のみならず、クラブも積極的に行なっている。今回はクラブの支援活動を紹介していきたい。
パリ・サンジェルマン(PSG)
3月26日、フランスの慈善団体に10万ユーロ(約1億2000万円)の寄付を行ったことを発表した。寄付金は子供、高齢者、ホームレス、医師、看護師への援助に充てられるとのことだ。
トッテナム・ホットスパー
3月30日、本拠地のトッテナム・ホットスパー・スタジアムを食料保管庫として提供することをクラブ公式サイトで発表した。集めた食料をロンドン市内へ届けるための拠点として利用される。
チェルシー
3月18日、NHS(国民保健サービス)で働く医療スタッフに、本拠地スタンフォード・ブリッジにあるホテルを無償提供することを発表した。27日には新型コロナウイルスで困窮する人々を支援するため、チェルシー財団に選手たちが寄付を行ったことをクラブ公式サイトが伝えている。
レアル・マドリード
3月26日、本拠地であるサンチャゴ・ベルナベウを医療用品の保管場所として貸し出すことを発表した。
レガネス
3月26日、地元のセベロ・オチョア病院に20万ユーロ(約2400万円)を寄付することを発表。さらに、レガネスとレガネス市が協力して募金を集めることとなった。
バイエルン、ドルトムント、ライプツィヒ、レバークーゼン
ブンデスリーガのトップクラブ、4クラブが資金難に陥ることが予想されるクラブ(ブンデスリーガ1部、2部の他クラブ)を救済するために結束し総額2000万ユーロ(約24億1000万円)の寄付を行うとドイツサッカーリーグ機構(DFL)が明かしている。
セルティック
新型コロナウイルスに苦しむ患者へ15万ポンド(約2000万円)を寄付をした。また本拠地のセルティックパークで食料支援も行なっている。
ここで紹介されていないが、各国の各クラブが地元の状況に見合った支援を行なっている。状況は刻一刻と悪化の一途を辿っているように見えるが、これらの支援活動が新型コロナウイルス感染の収束に大きく役立つはずだ。そして安心してサッカーを観戦できる日がI日も早く訪れることを祈りたい。
ベッティングトップ10では、ヨーロッパサッカーが再開され次第注目カードの最新オッズ記事を随時更新します。