レアル・マドリードの補強
レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ過去10年間で4回優勝と圧倒的な成績を挙げているが、リーガエスパニョーラにおいてはバルセロナの7回の優勝に対して、わずか2回の優勝のみだ。ライバル、バルセロナに今季もリーグ戦で後塵を踏んでいる。この状況を打破するためには今夏も補強が重要となっている。バルセロナ同様に補強の噂は多く聞こえてくるが、主なニュースをまとめてみた。
キリアン・ムバッペ(FW、パリ・サンジェルマン、フランス代表)
今夏の補強リストの最上位と言われているのはムバッペだ。ただ問題は高額な獲得費用とネイマールの去就だ。パリ・サンジェルマンがネイマールとムバッペの両雄を同時に売却する可能性は低いと見られる。トップターゲットを何としても獲得したいレアル・マドリードはどうのように交渉を進めるのか注目だ。
アーリング・ハーランド(FW、ドルトムント、ノルウェー代表)
今年1月にザルツブルクからドルトムントへ移籍したばかりのハーランド 。まだドルトムントには半年も在籍していないが、獲得の可能性が出てきた。ブンデスリーガ公式戦デビュー戦でいきなりハットトリックを決め一気に大ブレークを果たした19歳にカリム・ベンゼマの後継者を期待している模様だ。
ファビアン・ルイス(MF、ナポリ、スペイン代表)
ライバル・バルセロナも獲得を狙うファビアン・ルイスは、ナポリとの契約は2023年夏まで残す。スペイン「アス」誌は移籍、残留(再契約)も含めてまだ去就は定まってないと伝えている。これからのスペイン代表の中盤を背負って立つことが期待されるファビアン・ルイスをレアル・マドリードは獲得できるだろうか。
ポール・ポグバ(MF、マンチェスター・ユナイテッド、フランス代表)
スペイン「アス」誌は、ジダン監督が切望しているポグバの獲得が遂に実現するかもしれないと報じている。ポグバ自身も希望していると言われているが、所属するマンチェスター・ユナイテッドは放出を拒否している状況となっている。
マタイス・デ・リフト(DF、ユヴェントス、オランダ代表)
スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がレアル・マドリードが獲得に関心を示していると報じている。アヤックスからユヴェントスに移籍して1年目のシーズンを過ごしているデ・リフト。代理人はレアル・マドリード入りを後押しする発言をしているが、将来を大いに嘱望されている20歳のデ・リフトをユヴェントスが手放す可能性は低いか。
その他の選手
ハリー・ケイン(FW、トッテナム・ホットスパー、イングランド代表)
サディオ・マネ(FW、リヴァープール、セネガル代表)
ピエール=エメリク・オーバメヤン(FW、アーセナル、ガボン代表)
エンゴロ・カンテ(MF、チェルシー、フランス代表)
ダヨ・ウバメカノ(DF、ライプツィヒ、フランスU-21代表)
ダビド・アラバ(DF、バイエルン・ミュンヘン、オースリア代表)
ビックネームがズラリと並ぶ補強候補。昨年はエデン・アザールとルカ・ヨビッチを巨額を投じて獲得したが、失敗だったとの声も聞こえる。
ムバッペら若い選手を獲得して高齢化が進むチームを変えていきたいところだ。今後も移籍マーケットの中心にいるレアル・マドリードから目が離せない。
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