W杯開幕!下馬評低かったロシアがサウジ相手に5発一蹴!
ロシアが圧巻5発のロケットスタート
現地時間14日、いよいよロシアワールドカップが開幕した。開幕戦を飾ったのは、ホスト国のロシアと、サウジアラビアだ。
► 2018w杯ロシアの
オープニンゲゲーム ◄
ロシア vs サウジアラビア
5 – 0
試合終了
6月15日・0:00
直近7試合勝ち星無しで、「史上最弱の開催国」といったレッテルを貼られていたロシア。
スタニスラフ・チェルチェソフ監督は、エースストライカーのフィードル・スモロフ(クラスノダール)をはじめ、ユーリ・ジルコフ(ゼニト・サンクトペテルブルク)、アレクサンドル・サメドフ(スパルタク・モスクワ)、守護神イゴール・アキンフェエフ(CSKAモスクワ)等を先発のピッチに送り出した。
試合開始から優勢に試合を進めたロシアが、早い時間に幸先よく先制に成功する。
11分、左コーナーキックは一度サウジアラビアディフェンスに跳ね返されたが、再度ゴロビンが左足で入れたクロスに、ガジンスキが頭で合わせてロシアが最初にスコアを動かした。
その後もゲームを支配するロシア。42分には負傷したジャゴエフに代わって入ったデニス・チェリシェフが巧みなシュートフェイントでディフェンス2枚を剥がしてシュート。
これがサウジアラビアゴールに吸い込まれてロシアがリードを二点に広げる。
後半に入ってからもロシアの勢いはとどまることを知らない。69分にはスモロフに代わって入った長身のアルテム・ジューバが強烈なヘディングシュートを叩き込んで3-0。
さらに後半アディショナルタイムには、チェリシェフが技ありのアウトサイドシュートを突き刺してダメ押し点。
ラストワンプレーとなったフリーキックのチャンスも、この日2アシストのアレクサンドル・ゴロビンが華麗に沈めて7万人越えの会場を沸かせた。
グループA
チーム | 勝 | 分 | 敗 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
ウルグアイ | 3 | 0 | 0 | +5 | 9 |
ロシア | 2 | 0 | 1 | +4 | 6 |
サウジアラビア | 1 | 0 | 2 | -5 | 0 |
エジプト | 0 | 0 | 3 | -1 | 0 |
決して前評判の高くなかったホスト国ロシアだったが、終わってみればアジアの雄サウジアラビアを5-0で一蹴。
オープニングゲームからこれ以上なく完璧な結果を手にするとともに、悲願のグループステージ突破に向けて大きな自信を手にすることとなった。
対するサウジアラビアは、前後半通してアキンフェエフを脅かすような目立ったチャンスを作ることができず、パスミス等精彩を欠いたプレーが目だち良いところなし…。
グループステージ突破に向けてあまりにも厳しい船出となってしまった。