【今夜パラグアイ戦】本田を外してトップ下香川でいざ最終テストへ…
スイス戦からスタメン大幅変更へ
日本時間明日22時、日本代表はオーストリア・インスブルックでワールドカップ開幕前最後のテストマッチパラグアイ戦に挑む。
まず気になるのは当日の選手起用だが、スイス戦後別メニュー調整が続く大島僚太(川崎フロンターレ)はランニングすら回避しているところを見ると明日のパラグアイ戦には出場しないことが濃厚だ。
となると、4-2-3-1の「2」の一角は柴崎岳(ヘタフェ)がコンバートされ、長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)と共に中盤を形成する格好となるだろう。
代わるのは大島だけではない。西野監督が、登録メンバー全員にまんべんなく出場機会を与えることをあらかじめ示唆していたことから、スイス戦からは大幅にスタメンが変更されることが濃厚。
中でも再注目のトップ下には、本田圭佑(パチューカ)ではなく香川真司(ボルシア・ドルトムント)が抜擢されるはずだ。
ガーナ戦、スイス戦と何れも先発出場を勝ち取りながらも、決定的な仕事ができなかった本田に代わって、レギュラー奪還のチャンスが巡ってきた香川。
ここでゴール、アシストといった数字を残すものなら、一転してコロンビア戦の先発をつかみ取る可能性もある。
日本 vs パラグアイ
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6月12日・22:05(日本時間)
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最後のテストマッチで嫌なムードを払拭できるか
その他、スイス戦で出番のなかった岡崎慎司(レスター・シティ)や、途中出場組の乾貴士(レアル・べティス)、酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)等がスタメンに抜擢されるのではという報道もあるが、まずはコロンビア戦の試金石となるパラグアイ戦の選手起用に注目したい。
西野監督も、常々このパラグアイ戦をコロンビアに見立てたマッチメイクであるということを話しているが、本番を前になんとか嫌なムードを断ち切って自信を持ってワールドカップを迎えたいところ。
限られた僅かな時間で完成度を求められる西野ジャパンだが、またしてもノーゴール敗戦となった場合はいよいよグループステージ3戦全敗という最悪のシナリオさえ過る…。
19日のコロンビア戦(日本時間19日21時キックオフ予定)を前に、長らく手にしていない勝利の味をかみしめて、ささやかながら自信を身に付けたいところだ。