南野、伊藤が2戦連発!W杯出場のパナマ相手に危なげなく勝利
中島、長友等温存も力発揮の森保ジャパン
森保ジャパンにとっての第二戦。前回のコスタリカ戦の若手主体のメンバーに、ロシアワールドカップ組を融合させた新生メンバーで北中米カリブ海の雄パナマに挑んだ。
FIFAランキング70位で、54位の日本より格下の相手ながらロシアワールドカップではイングランド相手に歴史的ゴールを奪う等近年目覚ましい成長を遂げているパナマ。
そんなパナマ代表はロシアワールドカップに出場したメンバーを中心に、ガブリエル・トーレス、バルセナス、ゴドイ、エスコバル等フルメンバーが先発に登場。
日本代表は、ブレーメンの大迫勇也、ハノーファーの原口元気、浦和レッズの槙野智章等ワールドカップメンバーに加えて、シントトロイデンの19歳DF冨安健洋、レッドブル・ザルツブルクの南野拓実、柏レイソルの伊東純也等が先発に起用された。
ゲームは前半の41分に大きな動きを見せる。
中盤で相手のパスをカットした後、すかさず青山敏弘が縦パス。このボールに反応した南野が反転から豪快に突破しゴールネットを揺らした。
コスタリカ戦に続いて二戦連発となった南野は、来年1月開幕のアジアカップへの代表入りに向けて大きなアピールに成功。
勢いに乗った森保ジャパンは、その後65分には怒涛の攻めでパナマの守備を翻弄し、最後は伊藤が同じく二戦連発となるゴール。
79分には、その伊藤が負傷退場を余儀なくされたが、アクシデントも何のその、最後は途中出場の川又堅碁が泥臭くネットを揺らしてとどめの一発。
最後の川又のゴールは記録上オウンゴールに訂正されたものの、初陣のコスタリカ戦に続いて3-0と完勝を収めた森保ジャパン。
次戦はエディンソン・カバーニ、ディエゴ・ゴディン等スーパースター擁するウルグアイ代表との大一番を迎える。
昨日韓国相手に黒星を喫したウルグアイだが、日本戦は俄然本気モードで挑んでくるはずだ。
この上なく勝利に飢える南米の強豪相手に、森保ジャパンはどこまで力を発揮することができるだろうか…。