コパ・アメリカは大迫抜きでの戦いに…欧州組の招集は困難?
大迫勇也がコパ・アメリカ欠場へ
日本代表の絶対的エース大迫勇也は、今年6月に開催されるコパ・アメリカ2019を辞退する運びとなりそうだ。
ブレーメン指揮官フロリアン・コーフェルトは、大迫勇也、そして日本サッカー協会と話し合った末、南米選手権への同選手の派遣を拒否することで同意に至ったことを明かしている。
現地時間12日、ブレーメンマネージャー、フランク・バウマン氏は大迫についてこのようにコメント。
「ユウヤオオサコはブレーメン移籍後にロシアワールドカップを戦い、今冬にはアジアカップに出場した。本来休める時期に二つの大きな大会に出場した事で十分な休養をする事が出来なった。」
その2日後、ブンデスリーガ第22節ヘルタ・ベルリン戦の試合前会見に出席した指揮官フロリアン・コーフェルトが、「今回の決断は選手と一緒に下したものだ」と大迫本人の同意の元での判断であることを主張した。
ロシアワールドカップでは4試合、アジアカップでも負傷を抱えながらカタールとの決勝戦を含む4試合に出場した大迫。
現在は背中の痛みを抱えており、ブレーメンでチームトレーニングに合流することができていない状況だ。
今回のブレーメン指揮官の判断はやむを得ない状況だが、今後こういったかたちでコパ・アメリカへの派遣を拒否されるヨーロッパ組が複数人でるかもしれない…?
コパ・アメリカへの招集が可能な主力選手は…?
まず現実的なのは、カタールリーグへ移籍した中島翔哉の合流だ。カタールリーグは4月でシーズンの全日程を終了し、そこからブレイク期間に入る。
その他、今冬ボルシア・ドルトムントからベジュクタシュへ移籍した香川真司も、ちょうど去就に影響する時期でのビッグコンペティションということで、ここでメンバー入りする可能性は高い。
また、日本企業のDMMがスポンサーとなっているベルギーリーグのシント・トロイデンから、冨安、遠藤、鎌田、木下といった各ポジションの実力選手を呼ぶことも可能かもしれない。
いずれにせよ、総合力が問われる森保ジャパンだが、コパ・アメリカ本大会の日本代表メンバー発表も楽しみだ。
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