セビージャ対インテル・ミラノ【予想とオッズ】
セビージャ対インテル・ミラノの2大ブックメーカーのオッズは?
大手ブックメーカーサイトの10ベット(10bet)とベット365(bet365)での試合の予想は以下の通りとなっている。
UEFAヨーロッパリーグ(以下、EL)決勝戦はインテル・ミラノのやや優勢のオッズとなっている。しかしその差はほんの僅か。セビージャの逆転も十分にありうる。さて、勝利の美酒を浴びるのはどちらになるか。
1 | 引分 | 2 | 1 | 引分 | 2 |
3.25 | 3.40 | 2.15 | 3.50 | 3.30 | 2.15 |
※1がセビージャ
※2がインテル・ミラノ
(オッズは日本時間2020年8月19日、午前10時現在)
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マッチプレビューチェック!
ELファイナルはセビージャ対インテル・ミラノの対決となった。
セビージャはラ・リーガを15戦負けなしで終えて4位でフィニッシュ。公式戦はここまで20戦負けなしと絶好調のままファイナルの舞台を迎えた。前身のUEFA カップを含めると過去EL史上最多の5回の優勝記録している。2013-2014シーズンからは3連覇も達成。この大会の実績はヨーロッパトップ。ファイナルでの成績は5勝無敗。EL巧者のセビージャは史上最多優勝記録を更新できるのか。
対するインテル・ミラノはセリエAを2位で終えた。得点数はリーグ2位、そしてリーグ最少失点の鉄壁の守備を誇る。公式戦12戦無敗を続けている。今季チャンピオンズリーグ(以下、CL)を敗退して決勝トーナメントからEL参加となる。セビージャには劣るもののこの大会で過去に3度の優勝をマーク。1997-1998大会以来の優勝を目指す。
EL2019−2020大会はファイナルに相応しいカードとなった。セビージャが最多記録を更新するか。インテル・ミラノがオッズ通りに接戦を制して22シーズンぶりの栄冠を手にするか。大注目の試合は夏の暑さをも吹き飛ばす暑い試合となりそうだ。
ELのこれまでの戦い
セビージャはグループステージを悠々1位通過。決勝トーナメント1回戦こそアウェーゴールの差での勝利と苦戦を強いられたが、1発勝負となった2回戦からはASローマ、ウルヴァーハンプトン、マンチェスター・ユナイテッドら強豪を相手に接戦を制してきた。11試合で25得点、6失点(1試合平均2.2得点、0.5失点)とラ・リーガ同様に堅実な戦いをしている。ELパス成功数がネマニャ・グデリ1位(成功率95%)、ジュール・クンデ3位(同95%)、ホアン・ホルダン4位(同92%)と3人も上位に顔を出している。パスの精度も傑出している。
インテル・ミラノはCL敗退からの決勝トーナメントからの参戦となった。実力通り危なげなく勝ち上がってきている。準決勝は同じくCL敗退からELに回ったシャフタール・ドネツクに5−0と大勝。5試合13得点、2失点(1試合平均2.6得点、0.4失点)とCLこそバルセロナ、ドルトムントと同グループに入ったことで敗退となったが、チーム熟成度は非常に高い。
直接対決
両チームがヨーロッパの舞台での公式戦での対決は初めてとなる。
ちなみにELファイナルでのイタリア対スペインの対戦成績はイタリアが1勝0敗となる。 そして、スペイン勢は11度、イタリア勢は9度の優勝を経験している。
注目の選手!
インテル・ミラノのFWロメル・ルカクに注目。準決勝では2ゴールを決めて、これで自身の持つEL連続試合得点を10に伸ばした。現在EL得点王ランキングは5試合の出場ながら6得点で2位。1位はグループステージから参加しているマンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスの8点(10試合出場)。ファイナルの舞台でハットトリックを決めて単独の得点王を獲得できれば、インテル・ミラノの優勝は間違いないはずだ。
短期集中開催となったELもいよいよ決勝を残すのみとなった。EL6回目の優勝を目指すセビージャが勝つか。4回目の栄冠を目指すインテル・ミラノが勝つのか。どちらが笑ってシーズン終えることができるのか。世界のサッカーファン大注目のファイナルはドイツ、1FCケルンのホーム、ラインエネルギー・シュタディオンで日本時間8月22日(土)、午前4時キックオフ!!!